不安な気持ちを感じたときの8つの対処法

パーフェクトマインド

普段、生活をしていれば、誰もが不安に襲われるということはよくあること。
自分でビジネスをしているのであれば、なおさらかもしれませんね。

そして、ひとつ注意して欲しいのは、不安を感じても消そうとしないこと。

無理やり、不安な気持ちを消そうとする人や、
感情をコントロールしようとする人がいますが、

不安を感じることは人間として自然なことです。

自然に発生する現象を押さえることはそもそも無理なんですね。

なので、沸き上がって来る不安感をなくそうとしたり、
不安な感情をコントロールしようとするのではなく、

不安な感情の裏にある原因を突き止めて、対処することで、
不安の発生を抑制したり、不安感を軽減していくことをを考えましょう。

そこで、今回は、不安な気持ちを感じたときの8つの対処法について解説します。

不安な気持ちをそのまま受け入れる

まず、理解して欲しいのは、不安というのは自然現象なので、
消そうとしても、消すことはできないということです。

無理に不安を消そうとすると、余計にこじらせて悪化させてしまいます。

と言うのも、不安を消そうとすることは、不安を強く意識することになります。
結果、不安が増幅してしまうことになるんですね。

不安に注意を向けることで、余計に不安に過敏になってしまって、
不安が不安を呼んでしまうという悪循環に陥ってしまうので、

自然発生する不安な気持ちを無理やり消そうとしたり、
不安な気持ちをコントロールしようとしないでください。

不安な気持ちをそのまま受け入れることが大事ですね。

不安は高い理想や目標の裏返しである

不安の裏側には、実現した高い理想や目標がかならずあります。

例えば、

「脱サラして自由な環境で働いて稼いでみたい」
「◯◯◯ビジネスで年収◯◯◯円を稼いでみたい」

などですね。

そして、理想や目標が実現に近づていないと思ったときに、不安を感じるわけです。

とすれば、不安を感じるということは、極めて健全なことなんですね。
なので、不安を感じることを毛嫌いしないでください。

不安と高い理想、目標は表裏一体の関係なので、

現在、あなたが不安を感じているのであれば、

自分が実現したいと思っている理想や目標を把握して
実現する具体的な方法を考えていくことが大事です。

コントロールできることだけに目を向ける

不安を感じる人は、自分が「コントロールできないこと」に目を向ける傾向があります。

例えば、政治腐敗、官僚の不正、地方経済の疲弊、不景気といったように、
自分がコントロールできないことに注目しがちですが、

そういったことを気にしたところで、現実を変えることはできません。

気にすればするほど、心が病んで、不安が増幅されるだけです。

なので、自分が行動することで変えられること、
つまり「コントロールできること」だけに目を向けることが大事です。

べき論に捉われないようにする

日本人は民族性なのか、教育のせいなのかわかりませんが

「こうすべきである」「こうでなければダメだ」

というように、「べき論」に捉われる傾向がありますが、「べき論」は捨てましょう。

「べき論」に捉われ過ぎてしまうと、精神的に不安定になったり、強迫観念に襲われることになります。

また、「べき論」を過信することで、自分の夢や目標までも見失ってしまうことがあります。

やり方は方法というのは、ひとつではありません。他にもたくさんあります。
なので、「べき論」に型より過ぎないように注意してください。

自分のために生きると決意する

人の目を気にし過ぎて、周囲に合せようとする人がいるのですが、
建前の世界だけで生きようとして、自分の気持ちを押し殺していると、不安感が増幅されます。

周りに合せるということは、他人のために生きているようなものです。

あなたの人生は、あなただけのものです。

他人のために捧げるものではありません。

しかも、他人のために生きたとしても、誰もあなたのことを守ってはくれません。

なので、あなたがやりたいことを思い切ってやる、そういった人生を歩んでください。
そうすることで、心の中から不安感が少しずつ消えていくようになるでしょう。

体を動かして脳を活性化する

不安を感じるということは、脳の動きが悪くなっている証拠です。

なので、脳を活性化することを考えてください。

脳を活性化するためには、おいしいものを食べる、たっぷりと睡眠をとるといった
生理的な欲求をしっかりと満たすことが大事ですね。

そっして、脳を活性化するために大事なのは、体を動かすということ。

ウォーキングをすることで、脳が活性化されることはすでに証明されています。
そして、体を動かすことで、気持ちまでも高揚してくるんですね。

なので、ウォーキングをすることをおすすめします。

離れることで悪い思考の循環を断ち切る

エヴァンゲリオンというアニメで、主人公の碇シンジの名セリフに

「逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃだめだ!」

というものがあるのですが、これは間違っています。

もちろん、結果を出すために、逃げずに戦うということは大事なのですが、
不安感に捉われてうまく行動できないときは、その場から逃げてください。

一度、そこから離れて、悪い思考の循環を断ち切るということは凄く大事なことです。

そして、時間を置いて、落ち着いたらまた再開すればいいんです。

「逃げちゃダメだ!」と言って、自分を追い込み過ぎないように気をつけてください。

今を生きることに集中する

過去の失敗、そして不確実な未来に対して恐怖を感じると
不安が沸き上がって来きますが、

過去をいくら考えたところで、過去を変えることはできません。
未来をいくら考えたところで、不安を先取りするだけで終わりです。

つまり、過去を悲観したり、未来を不安視しても、意味がないんですね。

それよりも、今、この瞬間を思いっきり生きることを考えてください。

今を生きることに徹底して集中する。

そして、今を思いっきり楽しくすれば、不安を感じることはなくなるんですね。

先ほど説明したように「コントロールできる」のは今だけです。

「コントロールできない」過去や未来ではなく
「コントロールできる」今に全力投球しましょう。

まとめ

普段、生活していれば、かならず何らかの不安や悩みに遭遇します。

ましてや、ビジネスをしていれば、不安を感じない人は皆無と言ってよいでしょう。

だからこそ、過度に不安を恐れないでくださいね。

不安を消そうとすると、かえって不安が気になってしまって
不安が不安を呼び込んでしまうことになってしまいます。

不安を感じていることは自然なことだと受け入れて

不安を軽減したらり、発生しないように原因を突き止めるといった対処が大事です。

思い詰めることなく、今を生きることに集中して、不安を吹き飛ばしていきましょう。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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