アフィリエイトの記事が書けない原因と対処法

ビジネス

アフィリエイトに取り組んでいる人の悩みで多いのが、

「パソコンの前に座ってもまったく何を書いていいのかわからなくなった」
「記事を書きたくてもアイディアが全然浮かんでこない」

といった悩みですね。

要は、完全に手がとまってしまって記事の執筆が進まない。
書く気がおきずに挫折感や敗北感を感じてしまう。

といったことです。

本当にアフィリエイトではよくある話なのですが、
実はこうなってしまうのには明確な原因があるんですね。

そこで、今回は、アフィリエイトの記事を書けなくなる原因と対処法についてお話します。

なぜ、アフィリエイトの記事が書けなくなってしまうのか?

記事を書こうとして、パソコンの前に座ったときに

「まったくアイディアが浮かんでこない」
「何を書いていいのかわからない」

ということで筆が進まなくなる原因として、以下の5つが考えられます。

(1)自分のなかに知識や情報といったものがまったくない

記事が書けなくなる最大の原因が、自分のなかに知識、情報がないということ。

特に、アフィリエイト初心者に多いので、気をつけてください。

どういうことなのかと言うと、

アフィリエイトを始めたばかりの人は、とにかくアフィリエイトで稼ぎたいということで
自分はまったく興味がない、高単価で、売りやすそうな商品を見つけてくるんですね。

そして、いざ、記事を書こうとしたときに、

  • 知らない分野なので、自分のなかに知識や情報がまったくない
  • 興味がないので、積極的に調べようという気持ちにもならない
  • 関心がないので、普段から何もアンテナを張っていない

ので、記事を書くことができないわけです。

記事を書くには、商品に興味・関心を持って、その分野について調べたり、
どのような人が、その商品が欲しいと思うのかをリサーチすることが必要です。

自分のなかに知識や情報がまったくなければ、
記事を書けるようにはならないので注意してください。

(2)文章を書く経験が少ない

文章を書く経験が少ないので、記事が書けないというパターンも多いですね。

アフィリエイトの記事は、小説家が書くような名文、美文はまったく必要ありません。

しかし、勝手にそういったものでなくてはいけないと思い込んでしまって、
自分でハードルを高くあげすぎてしまうと記事が書けなくなってしまいます。

(3)読まれる記事の特徴がつかめていない

アフィリエイトで書く記事に、起承転結といった構成は適していません。

ネットで読まれる文章というは、小学生のころから習ってきた
作文や文章の書き方とは違う文章の書き方が必要なんですね。

それに気付かずに、作文を書くノリで記事を書こうとすると、
自分の書いた文章に違和感を感じて、記事を書けなくなってしまいます。

(4)短期間でドデカイ結果を求め過ぎている

「数記事書いたらオレも年収1,000万円だ」

と意気込んでアフィリエイトを始める人は、途中で挫折する可能性が高いです。

アフィリエイトで年収1,000万円ぐらいは余裕で稼げるのですが、
最初から意気込み過ぎてしまうと、結果が出ないことが耐えられずに意欲を失ってしまうんですね。

アフィリエイトは稼げないと言っている人たちは、短期間で稼ごうとする人たちばかりです。

最初から、短期間で大きな結果を求め過ぎないことが大事です。

(5)商品を売り込むことばかりを考えている

記事のなかで商品を紹介しまくったり、ブログに広告を貼りまくったりして、
売り込みばかりを考えている人がいますが、遅かれ早かれ行き詰るでしょう。

売り込みをかければかけるほど、読者が離れて行く。

そして、新規の読者もつかないので、記事を書く気を失うことになります。

記事を書けるようになるための処方箋

それでは、先ほどのアフィリエイトの記事が書けなくなる5つの原因について
対処法について解説していきたいと思います。

(1)商品やその分野に対する情報感度をあげる

アフィリエイトだけではなく、ビジネス全般について言えることですが、
普段からいろいろなことに興味、関心を持つことが大事ですね。

アフィリエイトは商品を紹介するわけですから、

その商品やその分野について、興味や関心を持って、普段からアンテナを張っておいてください。

パソコンで検索をしたり、スマホで情報収集をしながら、
感じたこと、思ったことを素直に記事にするだけで、反応のとれる記事を書くことができるでしょう。

要は、読者もあなたと同じことを考えたり、思ったりするんですね。

なので、読者よりも深いレベルで情報を知り、それについて教えてあげるという態度で記事を書けば、
反応のとれるアフィリエイトの記事をいくらでも書くことができるわけです。

まず、紹介したいと思う商品を好きになる。その分野について興味を持つ。

そして、日々、情報を仕入れていくことで、記事を書けるようになります。

なので、商品やその分野に対して、自分の情報感度をあげていきましょう。

(2)うまい人が書いた記事を読み込む

文章を書く経験が少ないのであれば、とにかく書いてみることが大事。

とは言っても、記事を書けと言われても、書けませんよね。

そういった場合は、他の人が書いている記事を読んでください。

うまい人が書いている文章を大量に読むことで、
文章のリズムや構造、話の展開の仕方などを、自分のなかに徹底して取り込んでください。

  • 句読点の入れ方
  • 改行の仕方
  • 漢字にするのか、ひらがな表記にするのか

といったことについても、文章がうまい人と下手な人ではまったく違ってくるんですね。

そういった細部に渡るところまで、うまい人が書いた記事を読み込んでいきましょう。

(3)自分なりの文章パターンをつくっておく

まったくのゼロから記事を書くというのは、苦痛を感じます。

苦痛を感じることなく、記事を書けるようになるには、
自分のなかに、文章のパターンを持っておくことが大事です。

こういったテーマについては、このパターンで書く。
こちらのテーマについては、このパターンで書く。

というように、文章パターンを持っておけば、
どのようなテーマであっても、パソコンの前に座ったらすぐに書き始めることができるわけです。

文章のパターンについては人それぞれですが、

やはりこれについても、うまい人のパターンを参考にするのが一番です。

他の人の記事を読んていて、

「この文章の展開、おもしろいな」
「このパターンは、自分に合っている」

と思ったら、文章パターンを自分でストックしておくとよいでしょう。

(4)短期間で結果を求め過ぎないようにする

ネットを見てると、相変わらず

「アフィリエイトは、楽して、簡単に稼げる」

みたいなコピーを見ますが、完全にそれは嘘なので、騙されないでください。

アフィリエイトは稼げる、これは事実です。

しかし、楽して、簡単に稼げるというのは、真っ赤な嘘。

私もアフィリエイトをしていて、そのように思ったことは一度もありません。

ただ、自分なりのスタイルを確立すると、楽ではありませんが、苦痛でもないんですね。

自然体で取り組めるのがアフィリエイトだと思っています。

なので、余りにも短期間で結果を求めないでください。
結果を求め過ぎると、自分で自分を追い込むだけで、結果を出すことができなくなります。

アフィリエイトは、オウンドメディアやブログといったものがなくならない限り、
一生稼ぎ続けることができるビジネスです。

焦らずに、じっくりと取り組むようにしましょう。

(5)読者の悩みを解決するという意識を持つ

売ることばかりを考えて、記事を書いても、読者は離れいくだけです。
また、新規の読者もつかなくなるので、やる気もでなくなり、悪循環に陥るだけです。

アフィリエイトは商品を紹介して、買ってもらわなければ、収益をあげることはできません。

だからと言って、商品を売ることばかり考えてもダメなんですね。

大事なことは、読者の悩みを解決すること。

何で悩んでいるのか、困っているのか、を考える。
悩みや問題の解決に役立つ情報を提供する。

そして、悩みや問題を解決できる商品を紹介してあげるのが正解。

商品を売ることばかり考えるのではなく、
読者が抱えている悩みや問題の解決に何ができるのかを考えてください。

リアルの営業でも、押し売りをしたら嫌われますよね。

まさにそれと同じです。

お客の悩みに関心を持って、悩みの解決に全力を尽くすのが、売れる営業マン。

そういった売れる営業マンになったつもりで、記事を書くようにしましょう。

最後に

記事を書くことで、読者に価値を提供して、読者に、信頼、共感してもらう。
そして、商品を紹介して買ってもらうことで収益が発生するのがアフィリエイトです。

なので、記事を書かなければ、何も始まらないんですね。

もし、あなたが、パソコンの前に座っても、記事をが書けなかったり、
筆が進まないのであれば、5つの原因と対処法を参考にしてください。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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