無気力になる原因と無気力状態を克服する方法

何かについて真剣に悩んでいたり、強いストレスを感じているわけでもないのに、
何もする気が起きなくなる無気力状態に陥ることってありますよね。

ポジティブに捉えて、前向きになろうとしても、表面的にそうなれたとしても
心の奥底では何も解決していないので、本当の意味でも前向きにはなれません。

なぜ、無気力になってしまったのか、原因を追究して、解決していくことが大事です。

無気力状態が続いてしまうと、仕事の生産性が下がってしまうだけでなく、
ビジネスや日常生活に支障をきたしてしまうので早期の対応が必要不可欠です。

そこで、今回は、無気力になる原因と無気力状態を克服する方法について解説します。

現在、あなたが無気力状態で困っているのであれば、参考にしてください。

無気力状態を引き起こす原因

やる気が起きなくなるのは、かならず原因があります。
まずは、無気力状態を引き起こす原因について押さえておきましょう。

あなたに当てはまるものがあるかどうか、チェックにしてみてくださいね。

自分で考えて行動するのが苦手

子供のころから、親の顔色をうかがって、いい子であるようにふるまって生きてきた人。
受験や就職、結婚まで、すべてについて、親の指示に従ってきた人。

は、無気力になりやすい傾向があります。

と言うのも、自分の人生を自分で決めていないからなんですね。

自分の人生ではなく、借り物のの人生を生きている感覚があるので、
突然、ふとした拍子に生きているという実感が持てなくなるわけです。

受験も、就職も、結婚も、親からアドバイスはもらっても、自分で決めてきた人にとっては

「そんな人が、この世にいるんだろうか?」

と思うかもしれませんが、実はこういった人はたくさんいるんですね。

親から褒められたい、親を悲しませたくないということで、
親の言う通りに生きることで「いい子」を演じてきた人は、

言われたことはやれるのですが、自分で考えて行動するのが苦手。

なので、何をやってもやりがいや達成感が得られないので、無気力になりやすいと言えるでしょう。

劣等感による諦めモード

世の中、すべてが競争。

子供のころから勉強や運動の成績、学歴、大人になれば、就職先な地位、年収などで競争します。

全部について優秀である必要はないのですが、
何かひとつでもいいので優れたものがあれば、自信がもてますよね。

しかし、全部が平均的、またはそれ以下だった場合、劣等感を持ってしまいます。

そして、劣等感が強くなってしまうと

「どうせ自分はやってもダメだろう」
「自分よりも優秀な人がいるから無理だ」

と諦めモードに入ってしまうんですね。そうなると、行動したくなくなり、無気力に陥ってしまいます。

特に、学歴や就職、年収などで評価されやすい男性によく見られる原因です。

完璧主義者

目標を実現するには、完璧主義がよさそうなイメージがありますが、実はそうではありません。

完璧主義は、基本的に減点主義なので、失敗したり、満足いかないことがあると
減点していく評価方法なので、やる気が削がれてしまうんですね。

そして、減点することが続いてしまうと、無気力になってしまいがちです。

なので、完璧主義、減点主義はやめて、加点主義でいきましょう。

行動して、どんなに些細なことでもいいので、結果がでたら自分を評価しましょう。

そうすれば、結果が出るたびに加点されていくので、やる気が失われることがありません。

完璧主義者は、結果を求め過ぎる傾向があります。

確かにビジネスで結果を出すことは大事。
しかし、結果にこだわりすぎて、逆にストレスを抱えて無気力になってしまったら意味がないですよね。

結果を出すことにこだわり過ぎて、自分を追い込み過ぎないように注意しましょう。

無気力の学習

誰もが、何かに挑戦しようとするときは、目標を掲げます。

そして、目標に向かって日々努力していくわけですが、全部の目標が叶うわけではありません。

何度も繰り返し挑戦して、失敗する。次こそは成功すると信じて挑戦して、また失敗する。
このように挑戦⇒失敗のサイクルが続いてしまうと、

「努力しても無駄だ」

という思うようになり、やがて挑戦しなくなってしまいます。

これを、「無気力の学習」と言いますが、この状態になると無気力状態に陥ってしまいます。

「無気力の学習」を回避するには、最初から大きな目標を掲げるのではなく
目標を細切れにして、小目標をつくることが大事です。

小目標をいくつも達成することで、成功体験を積み上げていき、自信を持てるようにしましょう。

他人中心主義

他人から嫌われたり、攻撃されないように八方美人になって、相手にこびへつらう、
いわゆる、他人中心主義に走ってしまうと、無気力になりやすいので注意しましょう。

誰にも、自分の価値観や考え方があります。

それを押し殺して、他人に合せようとすると、その場は切り抜けることができますが、
自分の心のなかではかなりの葛藤が生まれて、精神的に追い込まれてしまいます。

もちろん、自己中心的で、自分の主張だけを相手に押し付けるのは確実に嫌われますが、
実は、自分の主張をせずに、相手に合わせていても、嫌われるんですね。

「あの人は、自分の意見がない人だ」
「風見鶏的でいい加減な人だ」

という悪いレッテルを貼られて、印象を悪くするだけです。

しかも、無気力に陥ってしまうわけですから、八方美人に振る舞っても損するだけなんですね。

なので、状況やタイミングを見ながら、自分の主張をきちんとしていきましょう。

無自覚ストレス

自分は何も悩んでいない、特に心配していることはない、と自分では思っていても、
無意識レベルでストレスを抱え込んでいることがあるんですね。

確実に、原因がこれだと特定できるストレスは対応しやすいのですが、
自分でストレスを感じているかどうかすらわからないようだと、自覚がないので対処の仕様がなく、
そういった状態を放っておくと、気づいたときにはかなり重度の無気力状態に陥ってしまいます。

  • 朝起きたときに、何となくモヤモヤしている。
  • 何とも言えない憂鬱な気分がして、スッキリしない。

というのであれば、もしかしたらこの無自覚ストレスが原因かもしれません。

無自覚ストレスを抱えていると、何についても否定的な態度をとったり、
ネガティブな言葉を発するようになるので、周りの人との関係も悪くなってしまいます。

なので、いち早く自分がどのような状態にあるのかを冷静に分析、把握することが大事です。

無気力状態を克服する方法

先ほどは、無気力状態を引き起こす原因について解説してきましたが、
次に、無気力状態を克服するために何をすべきか、具体的な対処法についてご紹介します。

あなたも無気力になっていると感じているのであれば、こちらの方法を試してみてくださいね。

無気力状態になっている現状を認める

何もやる気が起きない、集中して取り組めないという現状を
自分で認識して、受け入れることが、すべての始まりです。

現状を認めることなく、頑張ってみたり、気分を盛り上げようとしても、
思ったようにはいかないので、かえって辛い状態になってしまうんですね。

なので、まずは、無気力状態になっているということを素直に認めて、受け入れましょう。

無気力状態になるのは、誰もがなることなので、悪いことではありません。
誰に迷惑をかけるわけでもないので、無理に何とかしようと思わないでください。

何でも前向きに捉えようとするポジティブシンキングは不要。

またにはこんなときもある。「休みなさい」という神様からのメッセージだ、ぐらいに捉えて
放りだせるものは放り出してください。

無気力状態は永遠に続くものではありません。かならず活力ある状態が戻ってきます。
そのときに全力を出せばいいんです。

無気力状態のときは、休息タイムが来たんだと捉えるようにしましょう。

明るい将来像を考えてみる

両親の期待に応えようとして生きようとする。会社の言いなりなって仕事をしている。

というように自発性のない生活をしていると、確実に無気力状態になります。

なので、そういったときは、将来自分がどうなりたいか、どうなったら幸せになれかといった
自分の明るい将来像を考えてみてください。

絶対に達成した夢、具体的な数値目標、といったことではなく、
ぼんやりとした感じでいいので、自分の明るい将来像を想像してみましょう。

そうすることで、叶えたいという気持ちが芽生えてきて、それが生きる活力になります。

明るい将来像を考えることで、自発性が生まれるので、無気力状態から脱することができます。

無理やり前向きな思考に変えるポジティブシンキングのようなやり方ではなく、
明るい未来を想像することでゆるやかに思考を変えていくこのやり方の方が

苦痛や負担を感じることなく、前向きになれるので試してみてくださいね。

何かにチャレンジして達成感を得る

どのようなことでもいいので、新しいことにチャレンジしましょう。

新しいことにチャレンジして達成感を得ることで
無気力状態から抜け出すことができます。

とは言っても、大それたことをやる必要はありません。

資格を取得する、弁護士になる、といった難しいものや達成しにくいものではなく、
楽しみながらできるものやちょっと頑張れば達成できるものがよいでしょう。

  • 趣味のハーブについて楽しみながら勉強して、ハーブ検定を受けてみる。
  • 組み立てや塗装の仕方を研究して、本格的なプラモデルを作ってみる。
  • 「吉田類の酒場放浪記」「孤独のグルメ」で紹介されたお店を訪問してみる。

といったものであれば、楽しみながらできますよね。

また、ちょっと頑張れば達成できることを積み上げていけば、達成感を得られて
自信や気力が湧いてくるので、無気力状態を克服することができるでしょう。

友達や仲間と話をする

やる気が起きない、動きたくないという無気力状態になってしまうと、
どうしても家に引きこもりがちになりますよね。

しかし、閉じこもりがちになつてしまうと、
無気力状態が長引いてしまい、事態がより深刻化してしまいます。

そうならないためには、気軽に話せる友達や仲間と話をすることで、気分転換をはかりましょう。

外出することすら面倒だと感じるのであれば、ソーシャルメディアを使って
コミュニケーションをとってもよいでしょう。

他愛のない話をするだけでも、かなりの気分転換になるので、
旧交を温める意味でも連絡をとってみてはいかがでしょうか。

生活を最適化する

無気力のときに無理に動こうとしても、かえって事態を悪化させるので

  • 何もすることなく、ぼうっとする。
  • 長時間、ネットやテレビで時間を潰す。
  • 布団でゴロゴロしてみる。

ということは大事です。

ただし、長期にわたってその状態を続けてしまうと、
無気力状態が改善しないので、少しずつ生活を戻していかなければなりません。

なので、最初はダラダラしていても構わないですが、落ち着いて来たら生活を最適化していきましょう。

まずは、朝起きる時間と夜寝る時間を決めてください。

1日の始まりと終わりの時間を決めることで、1日の生活リズムを取り戻します。
そして、朝、昼、晩と3食を、時間を決めてしっかりととるようにしましょう。

こうすることで、生活スタイルを改善し、活力のあるライフスタイルを確立することができます。

無気力状態を克服するために、難しいことをする必要はありません。
当たり前の生活を取り戻すことを考えてください。

起きる時間と寝る時間を決めて、生活にリズムをつけていく。
そして、毎回食事をしっかりとることで、元気の源になるエネルギーを重点しましょう。

運動やエクササイズを取り入れる

子供のころ、スキップをしたことがありますよね?

もし、無気力でやる気がない状態であるならば、スキップをしてみてください。
実際やってみるとわかりますが、スキップしているうちに、何だか楽しい気持ちになるはずです。

実は、人間には、体を動かすと、気持ちが高揚するという特性があります。

なので、スキップのように軽く体を動かす運動、エクササイズを取り入れてみてください。

負担を感じない程度でよいので、毎日体を動かしてみましょう。
ふさぎこんでいた気持ちが和らいでいくことが実感できると思います。

体を動かさないと、どうしても気持ちまで沈んでしまいます。

運動やエクササイズは、無気力状態に陥らない予防効果があるので、
短い時間でもいいので、毎日体を動かすことを習慣化してください。

自分に合った音楽を聞く

何もやる気が起きないときは、自分の好きな曲を聞いてみてください。

自分の好きな曲を聴くことで、精神が安定したり、またやってみようという気持ちになれるんですね。

できれば、落ち込んでいるときは、この曲。
イライラしているときは、この曲、というように、
問題を解決してくれる最適な曲を選んでおきましょう。

聞きたいと思える曲が見当たらなければ、市販のヒーリングミュージックを聞くのもいいですね。

音楽を聴くことは、無気力の改善で効果があることが認められているので、ぜひ試してください。

動物と触れ合う

動物と触れあうことで、心が落ち着いたり、癒されるという経験、ありますよね。
また、元気がでて、自信を回復したということもあるでしょう。

なので、動物との触れ合いで、無気力状態を解消することができます。

最近では、動物を通した癒し効果に着目したアニマルテラピーが注目されていますが、
やる気が起きなかったり、自信をなくしているときは、アニマルテラピーを受けてみてください。

また、動物を飼うのも効果的です。

住宅事情などで飼うことができなければ、猫カフェや犬カフェなどを利用するとよいでしょう。

実は、動物と触れ合うことで、ストレスを解消したり、自信を回復させるといったことは
古代ローマから行われてきたことなんですね。

無気力状態を克服するために、古代から行われている動物との触れ合いを取り入れていきましょう。

良質な睡眠をとる

何もやる気が行い、集中できないといったときは、無理にやろうとするのではなく、
取りあえず質の良い睡眠をとるようにしましょう。

肉体的、精神的な疲労は、良質な睡眠をとることで、かなり回復します。
当然、無気力になっている状態を克服するためにも、良質な睡眠は必須。

なので、質の良い睡眠をとることを意識してください。

ベッドや布団に入って横になるだけではダメ。

  • 寝る前には早めに食事を終えておく。
  • 寝る直前のスマホやパソコンは控える。
  • 安眠できる服装で寝る。

など、良質な睡眠をとるためには、やるべきこと、守るべきことがあります。

詳しくはこちらで解説しているので、参考にしてみてください。

自分の好きなことに没頭する

無気力な状態というのは、言い換えれば感情が無の状態だと言えるでしょう。

感情がうまく機能していないので、やる気が起きないんですね。
なので、感情に良い刺激を与えてあげましょう。

感情を刺激するには、好きなことをやるのが一番。

  • 映画を見るのが好きであれば、映画を見る。
  • 模型を作るのが好きであれば、模型を作る。
  • 旅行に行くのが好きであれば、旅行に行く。
  • 登山をするのが好きであれば、登山に行く。

というように、我慢せずに自分の好きなことをやってみてください。

普段、時間の成約などで、やりたいことを我慢してしますよね。

我慢していると、気分が晴れない状態が続いて、最終的に無気力状態になってしまうので、
思い切って自分の好きなことをやることが大事です。

他にも、自分がお気に入りのスポットや旅館があるのであれば、そういったところに行く。
映画やドラマが好きであれば、全シリーズを一気見してもよいでしょう。

自分の好きなことをやることで、無気力だったことすら忘れるぐらいに楽しめます。
そうなれば、自然と無気力状態を克服することができてしまうんですね。

日ごろ、我々は我慢をしています。

我慢することも大事ですが、我慢し続けていたら、人生、我慢で終わってしまいます。

人生を楽しくするためには、好きなことを貪欲に追及するということはとても大事。

なので、何も制限をかけることなく自分の好きなことを没頭してみてください。

まとめ

以上、無気力になる原因と無気力状態を克服する方法について解説しました。

無気力な状態が続いてしまうと、ビジネスや日常生活に支障をきたしてしまいます。
そして、それが常態化してしまって、以前の生活に戻りにくくなってしまいます。

さらには、重度の精神的な病にかかる恐れもあるでしょう。

なので、無気力であることを軽く考えるのではなく、早めに対処していきましょう。

この記事を参考して、自分なりの無気力常態を克服する方法を考えてみてくださいね。

島倉大輔プロフィール

経営コンサルタント 島倉大輔

 

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。

 

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

ピックアップ記事

  1. 副業として、アフィリエイトや転売を同時期に始めたのに結果をだせる人と結果をだせない人にわかれてし…
  2. アフィリエイトをこれから始めるという後発組の人にとってどのジャンルに参入するかは悩みの種ですよね…
  3. アフィリエイトに取り組んでいる人の悩みで多いのが、「パソコンの前に座ってもまったく何を書いて…

PAGE TOP