一流の経営者やスポーツ選手も実践しているマインドフルネス瞑想で最強になろう!

人生戦略

最近、マインドフルネスが注目されていますね。

今や世界の一流の経営者やスポーツ選手、有名俳優、女優が実践をして、
有名企業の研修プログラムのなかでも積極的に導入されています。

日本でも、テレビや雑誌などで特集が組まれるなどして、
マインドフルネスが広く認知さるようになりました。

実際、導入したところ、集中力アップやストレス軽減、
自律神経の回復といった効果が報告されているので、
ビジネスで成功するのであれば、マインドフルネスを理解しておくことは必須だと言えるでしょう。

しかし、マインドフルネスという言葉だけは知っていても、具体的にどういったものなのか、
そして、どういったメリットがあり、どういった方法で行うのか、知っている人は少ないのが現実です。

そこで、今回は、初心者にもわかりやすく、実践できるようにマインドフルネスについて解説します。

マインドフルネスとは何か?

マインドフルネスとは、「今、ここ」に集中している心のあり方のことです。

よく、スポーツ選手などが集中して「ゾーンに入る」ということを言いますが、
まさにマインドフルネスとはそういった状態のことだと考えてください。

雑念を持たずに、神経を研ぎ澄まして、今、ここだけに集中している、それがマインドフルネスです。

私たちは、普段生活をしているなかで、マインドフルネスとは真逆の状態に置かれています。

毎日やるべきことがたくさんあり、大量の情報が頭に入って来る。
心のなかには、心配や不安、恐怖、他人からの評価、悔やまれる過去、といったことに支配されて
心がかき乱されているわけですね。

そうなってしまうと、落ち着いて考えたり、ものを見ることができなくなるので、

  • 現実を正しく認識できなくなる
  • ネガティブなことばかりが気になる
  • パフォーマンスが大きく下がってしまう

ということになるわけです。

マインドフルネスは、混乱している心の状態を意識的に改善していくもので、
リラックスした状態をつくり、かつ、感覚を研ぎ澄ましていくので、
漠然として不安感や悩みが一掃され、安定した精神状態を作り出すことができます。

そして、マインドフルネスで用いられるのが瞑想です。

瞑想は、古代から禅やヨガなどで行われていたものですが、
マインドフルネスで行う瞑想は、怪しげな精神性や宗教的な要素を取り除いたもので、
誰でも気軽にできるのところにも大きな特長があります。

元々、瞑想はインドで生まれたものだと言われていますが、心理学と結びつくことで
科学的なメソッドとして確立されたのがマインドフルネスだと理解してください。

なので、現在では、アップル、グーグル、フェイスブック、などの有名企業が取り入れています。

また、レディ・ガガ、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリー、ビヨンセなどの有名人が
マインドフルネス瞑想を活用していると言われています。

仏教の瞑想との違いについて

先ほどもお伝えしたように、元々、瞑想はインドが発祥で、仏教の修行のひとつなんですね。

仏教では、人の苦しみは煩悩から生まれていると考えています。

煩悩とは、煩わせ、悩ませるものと書くように、苦しめ、悩ませる心の状態のこと。
そこで、仏教では、瞑想することで、煩悩から解脱して
涅槃や悟りの境地に到達しようとするわけです。

しかし、マインドフルネスでは、仏教での意味合いは薄れて、
集中力を高めたり、リラックスすることを目的に行います。

「今、ここ」に集中するのがマインドフルネス

人は、基本的に、頭のなかは雑念や妄想でいっぱいです。

なぜ、雑念や妄想が湧いてくるのかというと、それは過去や未来に意識が向いているからなんですね。

例えば、

「本当にこの仕事でいいんだろうか!?」
「結婚しなければよかった!」
「病気は治るんだろうか?」
「別の会社に就職した方がよかったのではないか!?」
「老後も安心して暮らしていけるだろうか?」

といったことは、全部、過去や未来について想像しているからです。

しかし、過去を後悔したり、未来を憂いても、現実は何も変わらないんですね。

なので、マインドフルネスでは瞑想をすることで、「今、ここ」に意識を戻します。
そうすることで、集中力を高めて、パフォーマンスを改善することができるわけです。

余りあるマインドフルネスのメリット

では、実際に、マインドフルネスでどのようなメリットを得られるでしょうか。
実は、瞑想で得られることはたくさんのことがあるんですね。一つひとつ紹介します。

精神的な疲労感から解放される

ネットやスマホによって大量の情報に触れるようになって、脳や心が休まる時間がありません。
そのために、慢性的に疲労やストレスを抱ええている人が増えています。

だからこそ、マインドフルネスで瞑想することで、情報を遮断し、思考をリセットすることで
脳を休めて、精神的な疲労感から解放されます。

集中力を高めることができる

瞑想をすることで、「今、ここ」に意識を向けて、集中力を高めることができます。
そして、集中力を高めることで、パフォーマンスを大きく改善することができます。

ストレスが軽減される

マインドフルネスを取り入れることで、ストレスが解消され、精神的な負担を軽減することができます。
実際、医療現場では瞑想を取り入れることで、うつ病やPTSDの症状の緩和に成功しています。

幸福感を感じやすくなる

瞑想によって、ストレスから解放され、心を安定させることができるので、
何気ない日々の生活に幸せを感じられるようになります。

免疫力が高まる

ネガティブな思考や不安定な精神状態が改善されるので、心身ともに健康になり、
それにともなって、免疫力が高まることで病気になりにくい体になると言われています。

質のよい睡眠を確保できる

ストレスを感じているときは、交感神経が働いて熟睡することができませんが、
瞑想によってストレスを一掃できるので、質の良い睡眠を確保することができます。

感情のコントロールができる

精神が落ち着かないと、何かあるとすぐに怒ったり、イライラしてしまいがちです。
また、感情的になりやすいですが、瞑想によって感情をコントロールできるようになります。

自信が持てるようになる

瞑想することで、幸福感を得られて、心が満たされるようになるので、
自分をポジティブに捉えられるようなり、自然と自信が持てるようになります。

創造性を高めることができる

瞑想によって、不快な感情から解放されて、自由な思考ができるようになるので、
創造性が高まり、新しいアイディアや発想を生み出すことができるようになります。

マインドフルネスの実践方法

瞑想というと難しいイメージがありますが、難しく考えないでください。

実はやることはとても簡単。
基本的には、姿勢を正しくして、呼吸を整えるだけなので、誰にでも実践可能です。

姿勢を整える

禅の世界には、心身一如という言葉がありますが、これは心と体はひとつであるという考え方です。

つまり、体の状態を変えれば、心の状態も変わるということなんですね。
なので、姿勢を正すことで、心の状態を変えることができるわけです。

そこで、姿勢を正すには座禅や胡坐がお勧めですが、
実はマインドフルネスでは座り方は決められていません。

自分がリラックスできる姿勢を選んでください。

大事なことは、背筋を伸ばすということ。背筋を伸ばすことで、呼吸しやすくなります。

背筋を伸ばしたら、体の力を抜いて、深く呼吸をしてください。
深く呼吸をすることで、心を落ち着かせることができます。

また、背筋を伸ばすことで、下腹部が引き締まり、お尻に重点が移るので、
姿勢が安定して、深く瞑想をすることができます。

その際、目は軽く閉じておきましょう。

呼吸を整える

姿勢を正したら、次は呼吸を整えますが、呼吸することに意識を集中してください。
呼吸の基本は鼻呼吸。鼻からゆっくりと息を吸って、鼻から息を吐いていきます。

呼吸に意識を向けることで、雑念から離れ、「今、ここ」の意識を高めていきます。

呼吸をするときは、吸った空気が喉を通ってから全体に行きわたるような感覚でやってみてください。

呼吸をしている途中で、何か頭のなかに思い浮かんできたら、呼吸に意識を戻しましょう。

呼吸を繰り返すことで、心に余裕が生まれて、リラックスした状態を作り出すことができます。
また、自律神経も自然と整ってきます。

瞑想する時間はどのぐらいが最適か?

姿勢を正して、呼吸を整えますが、時間としては数分から長くても30分ぐらいがよいでしょう。

慣れないうちは数分で。慣れてきたら、30分ぐらいをメドに行ってください。

もちろん、忙しくて時間が確保しにくい場合は、1分でも構いません。

仏教の瞑想とは違って、悟りを開くことが目的ではないので、
形式ばらずに、気軽に取り組むのがポイントです。

最後に

私も日々忙しいなかで、瞑想を実践しているのですが
心を落ち着かせることができるので、邪念に惑わされることがなくなり、
仕事でのパフォーマンスをあげることができました。

また、良質の睡眠がとれるようになり、
心身ともに健康な状態を維持できるようになりました。

「病は気から」という言葉もあるように、精神的な安定を維持することがとても大事。

ぜひ、あなたもマインドフルネス瞑想を取り入れてください!

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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