歌手かとうあいさんから学ぶ「売らない飛び込み営業」の極意

最近、メディアでの露出が増えていて、気になるのが、歌手かとうあいさん。

【参考】かとうあいオフィシャルウェブサイト

かとうあいさんというと、同姓同名で女優の加藤あいさんがいますが、別人です。

加藤あいさんと比べると、かなり個性的で、
真っ赤な赤髪と独特のファッションセンスが特長。

普段は滑舌が悪く、話がよく聞こえないときがあるのですが、
歌いだすと、突然滑舌がよくなり、しかも美しい歌声で聴衆を魅了する、

いま、もっとも注目すべき歌手のひとりと言えるでしょう。

芸能人の間でもかなり注目されてきており、マツコ・デラックスさんがイチオシしていました。

そのぐらい、これからの活躍が楽しみな彼女ですが、
実は、彼女の活動スタイルがとてもビジネスでも参考になるので、今回取り上げてみました。

「ゼロから始めて、たくさんの人に認知されて売れるようになるには、これしかない!

と、彼女が行っている活動スタイルを知ったときに痛感しました。

ぜひ、あなたのビジネスでも取り入れてみてくださいね。

今、注目の歌手かとうあいさんとは?

かとうあいさんの出身地は島根県。

昔から歌うのが大好きで、地域のイベントでも歌っていたそうですが、
音楽の専門学校に通うために大阪へ。

バイト生活をしながら、専門学校に通っていたそうです。

専門学校から紹介されたアルバイトは、ファッションイベントである「関西コレクション」

関コレのスタッフとして、ケータリングやお弁当を配っていたそうですが、
関コレに携わっていた事務所の人に、「おもしろいしゃべり方をする子だね」と声をかけられて
事務所に所属することになり、その流れで番組「アウト×デラックス」に出演することになりました。

出演したときのコンセプトは、なんと!「しゃべりと歌にギャップがありすぎてアウト」(笑)

冒頭でもお伝えしたように、普段のしゃべりは滑舌が悪くて聞き取りにくいのに、
本業である歌になると突然滑舌がよくなり、魅了する歌声を披露するというギャップが魅力で
芸能人からも注目されるようになりました。

しかし、その後、テレビやラジオで活動するも、事務所との契約が終了してしまいます。

そのときに、彼女は「やっぱり歌で知ってもらいたい」
という想いが強くなったそうで、歌唱力をあげてなければと思いました。

そこで、始めたのが、クラブ、ラウンジ、スナックなど、
夜のお店に飛び込みで歌わせてもらうという流しの生活でした。

たくさんの人に出会うために、「1曲だけ」と声をかけて、
毎日お店を回るという生活を送っているそうですが、なかなかこれを実践できる人はいませんよね。

が、彼女は、毎日それを実践しているわけです。

3年間で飛び込んだ件数は2万4,000軒!

夜のお店に飛び込みで歌を歌わせてもらうという生活を始めて約3年。

相手も酔っているので、ビールをかけてきたり、携帯電話を割られるなど、
怖い思いをすることもあるそうですが、365日、毎日実践し続けました。

そして、3年間で飛び込んだ件数は、なんと2万4,000軒にもなるとか!(驚)

夢である全国ツアーに向けて、現在も頑張っているそうです。

とにかく頑張り屋さんで、素晴らしい美声の持ち主の彼女。

恐らく、あなたも彼女のことを知れば知るほど、応援したくなるでしょう!

飛び込み「営業」ではなく、飛び込み「挨拶」が重要

さて、本題に戻りますが、なぜ今回、彼女の活動スタイルを取り上げたのかというと、

「たくさんの人に知ってもらうために、見込み客のもとに飛び込んでいく」

ということは、ビジネスでもとても大事なんです。

そして、さらに大事なことは、飛び込んだときに、売らないということ。

かとうあいさんも、「1曲だけ」ということで、
歌わせてもらうだけで、何も売り込んでいません。

実は、こういった「売らない飛び込み」がとても大事なんですね。

以前に、万年赤字状態のお弁当屋さんをコンサルしたことがあるのですが、
赤字から脱却してV字回復を実現したときに提案したのも飛び込みでした。

ただし、飛び込みといっても、飛び込み「営業」ではありません。
かとうあいさんがやっていることとまったく同じなのですが、飛び込み「挨拶」です。

一切、売ることなく、とにかく挨拶だけをして帰るという
飛び込み「挨拶」を実践してもらいました。

もちろん、飛び込み「挨拶」をしても、注文が入ることはありません。
しかし、注文が入る、入らないを一切気にすることなく、ひたすら「挨拶」を続けてもらいました。

すると、次第に顔なじみになり、人間関係が出来てきます。

そして、何週間も飛び込み「挨拶」をしていると、

「毎回来てもらっているから、注文してあげないと悪いよね」

と気持ちになり、注文してくれるようになります。

当然、お弁当は作り立てでおいしいので、かなりの確率でリピートしてもらうことができました。

なので、短期間でV字回復を実現することができたわけです。

かとうあいさんもまったく同じで、売り込みもせず、
とにかく美しい歌声を聴いてもらうことに徹しました。

毎日、夜のお店を回ることで、認知度があがり、応援してくれる人も増えていき、
念願である、大阪・なんばHatchでのソロライブの開催も決定することに。

かとうあいさんの活動と私がコンサルをしたお弁当屋さんの事例からわかるように、
いきなりガツガツ売り込んではダメなんですね。

まずは、たくさんの人に知ってもらうことが大事。
そのためには、売り込みなしで飛び込み「挨拶」をしてください。

とは言っても、ほとんどの人は実践しません。

私がコンサルをした経営者も

  • 面倒くさくてやってられない。
  • 恥ずかしくてそんなことできない。
  • 社長がやるべきことではない。

という人がたくさんいました。

しかし、そういった人は結局数年のうちに消えてしまいました。

飛び込み「挨拶」を、自分を知ってもらえるチャンスだと思って、
愚直に実践した人は、漏れなく全員が結果を出しているんですね。

要は、手間ひまかかる面倒くさいことでも、
顔色一つ変えずに実践できるかどうかが、勝敗を決めると言ってよいでしょう。

かとうあいさんやお弁当屋さんのように、愚直に実践して、結果を出していきましょう。

【参考】3年間で24000軒に飛び込み営業した歌手・かとうあいが語る夢!

島倉大輔プロフィール

経営コンサルタント 島倉大輔

 

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。

 

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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