「信長の野望」から学ぶビジネス必勝法

光栄(現コーエーテクモゲームス)から販売されている
信長の野望というゲーム、やったことがありますか?

もしかしたら、あなたも熱中したことがあるかもしれませんね。

ちなみに、どのようなゲームかというと、

戦国武将になって、配下の武将を活用して全国統一をはたすというゲームで、
信長の野望というタイトル通り、織田信長が活躍していた戦国時代が舞台。

織田信長をはじめ、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、毛利元就といった有力大名や
姉小路良頼、波多野秀治といった最弱大名から、好きな武将を選んでプレイできます。

ビジネスで言えば、織田信長や武田信玄は、大手企業のようなもので、
人材から、金、米、兵すべてが揃っていて、国力も充実している状態。

一方、姉小路良頼のような最弱大名は、
個人事業主や中小企業のようなもので、配下の武将で能力の高い武将はゼロ。

最初から金、米、兵のすべてが不足していて、国力も最弱なんですね。

もちろん、姉小路良頼のような最弱大名でも全国統一することはできるのですが、至難の業。

逆に、全国統一できたら凄いわけですが

実は、姉小路良頼のような最弱大名で全国統一する方法というのは、
ビジネスでも通用する立派な方法なんですね。

なので、今回は信長の野望から学ぶビジネス必勝法というテーマでお話したいと思います。

四面楚歌の弱小大名、姉小路良頼

姉小路良頼とは、岐阜高山に本拠地を置いている飛騨の大名。

飛騨の国自体が小さく、国力が低いので、
姉小路良頼で全国統一をするのはかなり難しいんですね。

配下の武将は、能力が低い武将ばかりで、金も米も不足していて、
兵力を増強しようとしても、人口が少ないので兵を雇うことすらできません。

そして、最大の問題は、四方八方が強敵だらけということ。

飛騨の出口は、北の越中、東の信濃、南西の美濃の三方ですが、

東の信濃を治めているのは武田信玄。南西の美濃を治めているのは斎藤義龍。

どちらも大名自体の能力が高く、配下の武将も強豪揃いで
まともに戦って勝てる相手ではありません。

では、神保長職が治めている北の越中はどうかというと、
神保氏はそれほど強くないので、姉小路でも全力で戦えばなんとか勝てるのですが、

問題は神保氏との戦いで勝った後なんですね。

越中の隣の加賀には本願寺、越後には上杉謙信という最強大名がいるので
神保氏にギリギリ勝ったとしても、次のターンに本願寺か上杉が攻めてきて滅ぼされてしまいます。

つまり、姉小路でプレイするときは、隣国に戦をしかけてもまったく展望が開けないわけです。

姉小路良頼で全国統一する方法

では、姉小路で全国統一するにはどうすればいいのかということですが、
むやみに他国に攻め込まずに、治水、開墾、訓練、施しを繰り返して
国力をあげて、飛騨の国を豊かにすることです。

言い換えれば、自分に有利な環境をつくることに専念することだと言えるでしょう。

自分が国を豊かにしている間に、周りにいる大名は勝手に戦い始めます。

例えば、信濃であれば、間違いなく上杉謙信が攻め込んでくるんですね。

そして、上杉が勝つと、武田信玄の配下の有能な武将が忠誠度が低い状態で捉われています。
さらに、武田と戦って、上杉の兵力もかなり減っているので、
そういったチャンスを見逃さずにすかさず全力で攻め込むわけです。

そうすれば、武田信玄配下の有能な武将と豊かな信濃の国を手に入れることができるわけです。

つまり、姉小路で全国統一をするには、

むやみに最初から攻め込まずに、自国を豊かにして、有利な環境をつくる。
相手が疲弊したところを見計らって、すかさず攻め込む。

ことが大事だということです。

姉小路のような弱小大名で全国統一できない人は、
大抵、最初の方ですぐに攻め込むんですね。

むやみやたらに戦を仕掛けて自滅するというのが典型的なパターンです。

しかし、それは、相手の土俵で戦うということですよね。

何度も言いますが、相手は、金、米、兵、武将が充実していて、
国力も高いので、相手の土俵で戦ったら勝てるはずがありません。

大事なことは、自分の土俵で戦うということ。

自分に有利な状況になるまでひたすら待つ。そしてタイミングを見極めて攻めに転じる。

これこそが最弱大名で勝つための鉄則です。

信長の野望から学ぶ弱者の必勝戦略

姉小路で全国統一する方法は、ビジネスでも通用する話で

むやみやたらに相手の土俵で戦うのではなく、
有利な環境をつくっておいて、自分の土俵で戦うということ。

これは極めて大事です。

例えば、エステサロンを開業したとしましょう。

エステサロンは、大手がチェーン展開していて、さらに個人店もたくさんありますよね。

そんな状況で、普通にエステサロンを開いても、絶対にうまくいきません。

なぜなら、相手の土俵で戦うことになるからです。

ゲーム開始直後に戦いを仕掛けて、返り討ちにされて滅亡するという話とまったく同じなんですね。

相手の土俵に乗っかって、正面から強者と戦うといった無謀なことをしてはいけません。

では、どうすべきかというと、相手の土俵には乗らずに、
自分が有利に戦える自分の土俵をつくってください。

例えば、ただのエステサロンでは、相手の土俵に乗ってしまうことになるので、

  • エステ×美白=美白美人になれるエステサロン
  • エステ×婚活=理想の結婚相手をゲットできるエステサロン
  • エステ×英語=英語を学べるエステサロン

といったように、何か別のものを組み合わせて、自分の土俵をつくりましょう。

要は、ひとつの能力だけで勝負してはいけないということです。

1流まで極めなくてもいいので、
1.5流の能力を複数個掛け合わせていくことで
自分オリジナルの土俵をつくっていってください。

そうすれば、大手と同じ土俵で戦わないので勝つことができるわけです。

1流を極めるのは難しく、時間もお金もかかりますが、
1.5流であれば、それほど難しくはありません。

なので、複数の1.5流の能力を手早く身に付け、掛け合わせて、自分の土俵をつくってください。

島倉大輔プロフィール

経営コンサルタント 島倉大輔

 

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。

 

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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