あなたは、ゾーンに入るという言葉を聞いたことがありますか?
ゾーンに入るとは、極限の集中状態になる精神状態ことで、
余計な思考や感情を感じることがなくなるぐらいに集中するので
最高のパフォーマンスを発揮できるようになるわけです。
なので、超一流のスポーツ選手がゾーンに入ることを重視しています。。
実際、ゾーンに入ると
自分がゾーンにいる時はテニスボールがスイカのように大きく見える。
アンドレ・アガシ(テニスプレイヤー)
打撃練習中に集中のするあまり、ボールが止まって見えた。
川上哲治(巨人元監督)
自分の横に、もう一人の自分がいて、
プレーしているのを客観的に見ている感じなんです。
それでいて、全てをスローに感じる。時間だけがゆっくり流れるんです。竹下佳江(全日本女子バレーボール選手)
というように、普段では起こりえないことが起きと言われていますが、
過去にあなたも似たようなことを体験したことありませんか?
- 友達と遊んでいたらあっという間に夕方になっていた
- 何時間もゲームをしてしまった
- 気づいたら部活の時間が終わっていた
まさにこれらがゾーンに入るという現象です。
集中しているので、疲れを感じることもなく、驚くほどの結果を出すことができるでしょう。
そこで、今回は、ゾーンに入る3つの方法について解説します。
ゾーンに入る方法はいくつかあるのですが、
なかでも大事な3つの方法に絞って解説するので、参考にしてください。
ゾーンに入りたいと思わないこと
ゾーンに入って、最高のパフォーマンスを発揮したいですよね?
でも、まずはそのことを忘れてください。
つまり、ゾーンに入りたければ、ゾーンに入りたいと思わないことが大事です。
ゾーンに入りたいと思えば思うほど、意識し過ぎて逆にゾーンに入れなくなってしまうんですね。
そして、ネガティブな思考に陥ってしまうんです。
- なぜ、自分はゾーンに入ることができないのか?
- 自分は劣っているのではないか?
- 自分だけがダメなんじゃないか?
という思いが頭のなかを駆け巡って、かえってゾーンに入れなくなってしまいます。
例えば、結婚したいと思ったときに
- なぜ、自分は結婚できないのか?
- ブサイクだからじゃないか?
- 学歴がないからじゃないか?
- 何かに呪われているんじゃないか?
というように、ネガティブな発想になってしまいがちですが、まさにそれと同じで、
なりたいと思えば思うほど、
なぜ自分はなれないのかというネガティブな発想になってしまうんですね。
なので、ゾーンに入るということを意識しないようにしましょう。
自分が大好きなことだけをやる
誰もが、嫌だと思っていることを、積極的にやりたいとは思いません。
やる気もでないし、やっていても楽しくはありませんよね。
当然、集中することはできないわけです。
ゾーンに入るには、自分が大好きなことをやるのが大前提。
大好きなことであれば、意識しなくても極限の集中状態になることができるでしょう。
そして、自分が大好きなことに全エネルギーを注ぎ込んでください。
結果が出ない人は、同時にいろいろなことに手を出すので、
エネルギーが分散してしまうんですね。
人間ひとりが、使えるエネルギーの総量は決っているので、
絶対にエネルギーを分散させてはいけません。
やりたくないことや嫌だと思っていることには手をださない。
自分が大好きだと思っていることだけに絞ることを意識しましょう。
徹底してパターン化する
◯◯◯をやったら、自動でゾーンに入る、というパターンをつくりましょう。
◯◯◯については、人によって異なります。
例えば、イチロー選手は、毎朝カレーを食べていますが、
カレーを食べることでゾーンに入るスイッチを入れているわけです。
このように、成功している人は、何をすればゾーンに入れるのかを知っています。
そして、ゾーンに入るために生活をパターン化することで、
毎日意識しなくても自動的にゾーンに入っているんですね。
なので、凄まじいパフォーマンスを発揮することができるわけです。
余談ですが、先日、郷ひろみさんの元マネージャーさんとお話する機会がありました。
郷ひろみさんがどんな生活をしているのか気になったのでお話を聞いたのですが、
なんと、郷ひろみさんは、プライベートでも郷ひろみを崩さないとのことでした。
なぜなら、プライベートと仕事で切り替えるのは疲れるし、
仕事でのパフォーマンスが落ちるからとのこと。
そのぐらいプロというのは徹底した生活のパターン化をしているんです。
つまり、いつファンに会っても郷ひろみであるために、
生活パターンを完全に郷ひろみで統一しているわけです。
ぜひ、あなたもゾーンに入るための自分のスイッチ、生活パターンをを見つけてください。
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