秋元康さんが企画、原案したドラマ「あなたの番です」をご存じですか?
同ドラマは、田中圭さんと原田知世さんがダブル主演を務めた
連続殺人が起こるミステリードラマで
日本テレビは25年ぶりに2クール(4~9月)放送されました。
第1話は8.3%という低調なスタートでしたが、
第2章の「反撃編」に入るや否や、
犯人探しが盛り上がりを見せて2桁が当たり前になり、
最終回は19.4パーセントという大台に迫る視聴率を獲得。
メディアやネットなどでかなり話題になっていたので、
見ていなくても聞いたことぐらいはあるかと思います。
大ヒットしたのは推理ドラマの定番を打ち破ったから
「あなたの番です」を見ていて
凄いなと思ったのが2クール放送されたこと。
しかも、真犯人がドラマがスタートして
6か月後の最終回に明かされるという構成。
とても珍しいと思いませんか?
通常、こういった推理ものは、
「相棒」
「科捜研の女」
「古畑任三郎」
のように1話完結が定番。
犯行が行われて、推理、謎解き、そして犯人を突き止める。
という一連の流れがひとつの話のなかで行われるのですが、
「あなたの番です」では2クールをフルで使って
犯人を特定するという従来ではあり得ない構成になっていました。
だからこそ、たくさんの人の興味を惹きつけることができ、
高視聴率がとることができたんだと思います。
そして、こういった常識外の手法を取り入れるところが
奇才秋元康さんの凄さだと言えるでしょう。
常識と言われていることをそのままやっても結果は出ない
もちろんこれはあなたのビジネスにも使える話です。
- お客が来てくれない。
- 売上や利益があがらない。
- アクセスが増えない。
と悩んでいる人はたくさんいますが、
見ていると常識的なことをただ繰り返しやっているだけなんですね。
当然、そんなことをしていも結果にはつながりません。
みんながやっていることを真似してやっているでけではダメなんです。
みんながやらないことを、
みんながやらないレベルでやることが大事。
業界やビジネスの常識と言われているものを
そのまま受け入れてはいけません。
- 別の切り口で捉えてみる。
- みんながやっていることをやめてみる。
- 逆のことをやってみる。
などを試してみてください。
そういった常識外れのことをやってみることで
新しいアイディアや改善すべきポイントが見えてくるはずです。
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