セールスレターをつくっても、商品がまったく売れない。
ブログに記事を投稿しても思ったような反応が得られない。
というご相談がよくもらうのですが、
そういった人に共通しているのが、
コピーライティングのテクニックさえマスターすれば
反響がとれると思っているんですね。
確かに、コピーライティングのテクニックを学ぶことは大事ですが、
ぶっちゃけ、コピーライティングを極めるだけでは結果はでません。
なぜ、コピーライティングのテクニックだけでは
反響がとれないのか、その真相についてお話します。
文章としてはきれいだが、感情がこもっていない!
コピーライティングを学んだ人が書いたコピーを読むと
実によくできています。いや、完璧と言っていい。
が、ただそれだけなんですね。
全体の流れもよくできていて、文章も素晴らしいのですが、
読んでもまったく心が動きません。
つまり、コピーライティングのテクニックを駆使した文章は
文章として完成度が高いが、感情がまったくこもっていないんです。
感情を刺激するようなフレーズが入っていても
わざとらしくて読んでいるうちに気持ちが冷めてしまう。
なので、文章としてはきれいでも、
売るという目的を達成できないわけです。
自分の感情をストレートに表現する
文章のなかにコピーライティングのテクニックをちりばめても、
そこに感情がないので、まったく響かないんですね。
だからこそ、コピーライティング一辺倒はダメなんです。
文章には、かならず感情を入れるようにしてください。
何も難しい話ではなく、あなたの感情そのものを入れるということです。
おもしろいときは、素直におもしろいと言う。
つらいときは、素直につらいと言う。
めんどうだなと思ったときは、素直にめんどうだと言う。
ということです。
読者の心を揺さぶるには、素直に感情を言葉で伝えることが大事。
下手な小細工を弄するよりも、
下手くそな文章でもいいので、感情を表現する方が1000倍重要です。
文章のうまい下手とか、
コピーライティングのテクニックを入れるかどうかは
取りあえず脇に置いといて、
自分の感情をストレートに表現することを最優先してください。
見込み客の気持ちに寄り添う
もうひとつ大事なことは、
コピーライティングのテクニックにこだわる人は、
自分よがりの文章を書く傾向が強いということ。
読者である見込み客のことをまったく考えずに、
自分がいいたいことをひたすら書く人が多いので注意してください。
気持ちはわかります。
学んだことを早く使いたいんですよね。
が、その気持ちが命取りになるわけです。
学んだコピーライティングのテクニックをちりばめて
自分が言いたいことだけを主張している文章。
だれが、そんな文章を読んで心が動かされるでしょうか。
読者である見込み客の悩みや困っていること。
置かれている状況や背景などを理解することが大事。
見込み客になりきる、いや、見込み客そのものになるぐらいに
見込み客を徹底して研究してください。
そして、見込み客の気持ちにより添った文章を書くことを意識しましょう。
コピーライティングのテクニックを使いたいとか、
自分の言いたいことだけを伝える文章を書いても、
訴求ポイントが完全にズレているので、死ぬまで反響は得られません。
なので、コピーライティングのテクニックを学んだのに
結果がだせないという人は、
一度、学んだコピーライティングについては忘れて
自分の感情をストレートに表現する。
見込み客の気持ちに寄り添う。
ということを意識しながら文章を書いてみてください。
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