オウンドメディアやブログに記事を書いているだけでは、アクセスは集まるようにはなりません。
検索エンジンからのアクセスを狙うには、SEO対策は絶対に必要です。
そして、そのSEO対策には、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの2つに分けられるのですが、
アクセスを集めるには、ホワイトハットSEO、ブラックハットSEOのどちらがよいのでしょうか。
ホワイトハットSEOとブラックハットSEO
SEO対策とは、検索結果で上位表示を狙っていく対策のことですが、
手法の違いによって、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOに分かれます。
ホワイトハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインに沿って、サイトを最適化する手法のことで、
わかりやすく言えば、検索ユーザーが知りたいと思っている情報を、わかりやすく提供することです。
一方、ブラックハットSEOは、検索エンジンのアルゴリズムの裏をかいた手法のことで、
検索エンジンのポリシーに反するやり方で、上位表示を狙っていきます。
例えば、検索エンジンのクローラーがサイトに訪れたときに、
検索ユーザーが見るものとは違う内容のページを見させるクローキング。
自動生成のテキストコンテンツでキーワード単位の評価を稼ごうとするワードサラダ。
そして、価値のないサイトを量産し、リンクを貼ったり、業者からリンクを買うなどして
被リンクを増やして上位表示させる方法が、ブラックハットSEOになります。
もちろんこれらは、スパム行為と判定され、検索順位を下げられたり、インデックスを削除されて
検索結果に表示されなくなるといったペナルティを食らうことになります。
SEO対策の業者で、短期間で上位表示ができるということを謳っている場合、
コンテンツ自体をいじるわけではないので、間違いなくそれはブラックハットSEOです。
明らかにホワイトハットSEOが主流の時代になった
では、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOのどちらがよいのでしょうか。
短期間で上位表示を狙うのであれば、間違いなくブラックハットSEO、と言いたいところですが、
もはやブラックハットSEOの時代は終わりました。
先ほど、ブラックハットSEOの説明のなかで、検索エンジンの裏をかく手法、
検索エンジンのポリシーに反する手法だと説明しましたが、
定義からしてヤバいのはわかりますよね。
でも、一昔前までは、ブラックハットSEOが全盛の時代があったんです。
なので、昔を知っている人からすれば、ブラックハットSEOはむしろ当たり前だったんですね。
しかし、最近の検索エンジンの進化で、自作自演のリンクを大量に貼り付けるというような
ブラックハットSEOは完全に駆逐されるようになりました。
なので、現在のSEOの流れとしては、間違いなくホワイトハットSEOです。
内部リンク対策などテクニカルな話もありますが、
基本的には検索ユーザーが知りたいと思える内容を記事にすることが大事です。
そうすれば、直帰率や平均滞在時間も改善されるので、自然に上位表示されていくわけですね。
ただし、そうなると、昔のように業者にお金を払って上位表示を狙うのは難しく、
ある程度、長期的な視点でコンテンツを作り込んでいく必要があります。
当然、優良なコンテンツをつくるのは面倒なので、嫌がる人はたくさんいるのですが、
逆にほとんどの人がやりたがらないので、後発組でも上位表示を狙えるチャンスです。
しかも、ホワイトハットSEOであれば、Googleの理念、ポリシーに合致しているやり方なので、
ペナルティに怯える必要もありません。
さらに、優良なコンテンツを積み上げていけばいくほど、評価されるようになるので、
集客し続けられる資産としてサイトを運営していくこともできるんですね。
なので、これからはホワイトハットSEOを中心にしたサイト運営を心がけてください。
まとめ
検索結果で上位表示を狙うSEO対策には、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの2つがあります。
昔は、検索エンジンのポリシーに反したことをやって上位表示を狙うブラックハットSEOが主流でしたが
現在では、検索エンジンの進化によって、ブラックハットSEOは通用しなくなりました。
これからの時代はホワイトハットSEO。
検索ユーザーに対して、知りたい、読みたいと思える優良コンテンツを提供することで
上位表示を狙っていくやり方が正解です。
優良なコンテンツを作るのは、手間と時間がかかるので、誰もがやりたがりませんが、
逆にチャンスと捉えて、ホワイトハットSEOに取り組んでいきましょう。
時間はかかりますが、ホワイトハットSEOによって、集客し続けられる資産になります。
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