ゾーンに入ることで驚愕するほどの結果を手にれる7つの方法

パーフェクトマインド

「ゾーンに入る」という言葉を聞いたことがありますか?

  • 子どものころ、遊んでいたらあっという間に時間が過ぎていた。
  • 野球のバッティング練習をしていたら日が暮れていた。
  • テストに集中して気づいたら終わりのチャイムが鳴っていた。

など、集中力が極限まで高まることで、
他に考えていることや周囲の風景、音などが意識から完全に消えて、
感覚が研ぎ澄まされることで、完全に没頭している意識状態のこと。

結果を出しているスポーツ選手は、ゾーンに入ることで、高いパフォーマンスを発揮しています。

ゾーンに入る現象は、スポーツ選手だけにあらわれる現象ではなく、
ビジネスや勉強、趣味、ダイエットなどあらゆる場面であらわれます。

しかも、トレーニングをすれば、自分でゾーンに入ることは可能なので、
ビジネスで結果を出すためにゾーンに入る方法を身に付けたいですよね。

そこで、今回はゾーンに入る7つの方法をご紹介したいと思います。

ゾーンの前にフロー状態がある

究極の集中状態であるゾーンに入るためには、まずフローの状態に入ることが必要です。

フローとは流れに乗っているという意味です。

そして、フロー状態とは集中力が高まることで
完全にのめり込んで没頭している状態のことです。

そのフロー状態が進んで、行き着く先がゾーンだということですね。

つまり、心をフロー状態にすることが、ゾーンに入るために必要だということです。

ゾーンに入るための7つの方法

では、ゾーンに入るための7つの方法について解説します。

では、集中を通り越した集中、究極の集中状態である
ゾーンに入るための7つの方法について解説します。

(1)「今」に集中する

ゾーンに入るためにもっとも大事なことは、「今」に集中するということです。

目の前のことに没頭して、周囲がまったく気にならなくなる状態がゾーンなので、
「今」何をすべきかということだけを考えることが集中状態に入るために大事です。

なので、「過去」の失敗や後悔、「未来」への不安などに意識を奪われてしまうと集中できません。

もちろん、「過去」の失敗から学ぶ、「未来」を設計するということも大事ですが、
結果を出すには、「今」やるべきことに集中してください。目の前のことだけに意識を向けてください。

コントロールできるのは「今」しかないですから。

(2)「好きだ」という感情を大事にする

ゾーンに入るためには「好きだ」という感情がとても大事になってきます。

子供のころに時間が過ぎるのを忘れて、遊びに熱中したのは好きだからです。
好きだからこそ、心の底から楽しめる。楽しめるからこそ、没頭できるわけですね。

まさにこれは、心理学で言われている内発的動機付けという現象です。

内発的動機付けとは、内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態のことで
外部から刺激をされてやる気になる外発的動機付けよりもパフォーマンスがよいことがわかっています。

つまり、「好きだ」からこそ、ゾーンに入ることができる。
そして、内発的動機付けの作用が働いて、最高のパフォーマンスを発揮できるということですね。

なので、あなたの「好きだ」という気持ちを大切にしてください。

(3)極限の集中状態をつくる

人は、極限の集中状態に追い込まれると、深くゾーンに入って驚くほどのパフォーマンスを発揮でます。

例えば、期限を短く設定する、無理に仕事を詰め込む、締め切り間際に始めるなど、
自分で自分を追い込むことで、ゾーンに入ることが可能です。

例えば、わたしは、3分の1の時間で期限を切る、普段の仕事の3倍量の仕事を入れる、
締め切り3日前に仕事を始めるなどして、極限状態をつくりだしています。

そうすることで、脳の回転が極限まで高められ、仕事への感覚が研ぎ澄まされます。
そして、雑音がまったく耳に入らなくなり、気づいたときには結果が出ている状態を作り出せています。

さらに、自分に負荷を与えているので、仕事をすればするほど能力が高まっていくので、
パフォーマンスを上げられるのと同時に、自分自身が成長するメリットもあるので、おすすめです。

(4)寝食忘れてるほどの夢を持つ

心をフローにするには、寝食忘れて取り組めるような夢を持ってください。

先ほどの内発動機付けとも関連する話ですが、自分がワクワクして取り組める
本気で叶えたいというものがあれば、自然と内側からパワーがでてきますよね。

夢は大きければ大きいほどいい。ホラを吹いてください。

  • どうやって夢を叶えたらいいのか。現状ではよくわからない。
  • 本当に自分でそんな夢を叶えることができるんだろうか。
  • 夢を叶えるための具体的な方法や手段は何か。

などは考えないでください。ワクワクするような夢を持つことが大事だということです。

(5)事前に集中できる環境を整えておく

目の前にことに集中するには、事前準備が大事です。

例えば、模型を作っているときに、接着剤がない、塗料がない、やすりがない、などと言って
都度、作業が中断したら、集中なんてできないですよね。

途中で作業が中断してしまうと、気持ちも分散してしまうので、
作業中断が起きないように、集中できる環境を事前に整えておくことが大事です。

例えば、記事に書くのであれば、スマホの電源を切る、パソコンの周りに余計なものをおかない、
誰かが話しかけてこないように部屋に鍵をかけておく、などしておけば集中できるので、
自然にフロー状態に入っていけますよね。

集中するには事前に環境づくりが大事であるということを覚えておいてください。

(6)事前にプロセスをイメージしておく

ゾーンに入るためには、いきなり取りかかる前に、プロセスをイメージしておくことも大切です。

つまり、事前に頭のなかで段取りができていれば、やることが決まっているので
目の前のことに集中でき、ゾーンに入りやすくなるんですね。

最悪なのは、取り組んでいる途中で、何をやればいいのかを考えることです。

例えば、記事を書くときに、パソコンに向かってからネタを考えてはいけません。

何を書いていいのかわからないので、ネット検索していろいろ調べてしまう。

そして、調べているうちに、ウィキペディアや動画、まとめサイトなどを見てしまって
記事を書くことから脱線してしまい、記事が書けなくなってしまうんです。

集中して記事を書くには、パソコンの前に座る前に、事前にネタを決めておくことが大事です。

そうすれば、記事を書くことだけに集中できるので、良質な記事を量産することが可能になります。

(7)沸き上がってくる感情に左右されない

例えば、ブログやメルマガの記事を書いているときに、

「こんなことをしていて、稼げるようになるんだろうか」
「自分の記事を読んでくれる人なんているんだろうか」

と邪念が沸き上がってくることがありますよね。そうなった時点で集中は途切れてしまいます。

ふとした拍子に、邪念が沸き上がってくる人は、
自分に自信を持てないという人がほとんどなんですね。

自信がないから、自分がやっていることに疑いを持ってしまうわけですが、
自信を持つのに、根拠は必要ありません。

結果を出している人だけが自信が持てると思っている人もいるのですが、それは誤った考え方です。

だって、誰もが「最初」がありますよね。最初は、誰でも結果なんて出していません。
なのに、結果が出せるのは、根拠がなくても自信を持っているからなんです。

根拠がなくてもいいので、自分のことを信じてください。
自信とは「自分で自分のことを信じる」と決めるから持てるものなんですね。

自分のことを信じて、目の前のことにがむしゃらになってください。
自然とフロー状態に近づいていき、パフォーマンスが向上していくようになるでしょう。

まとめ

以上、ゾーン入るための7つの方法について解説しました。

今回ご紹介した7つの方法を意識して、実践すれば、今までには手に入れられないような
凄まじい結果を手にすることができるようになるでしょう。

しかも、ゾーンに入ってパフォーマンスをあげるだけでなく、
自分の成長をも実現できる方法なんて、かならず実践してくださいね。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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