初心者がもっとも苦手な「稼ぐための記事」「ファンをつくる記事」の書き方

マーケティング

稼げるようになるには、オウンドメディアを構築して、記事を投稿しなければいけませんが、
とは言っても、読んでもらえなければ、記事を書いた意味がまったくないですよね。

実は、稼げないという人を見ていると、基本的に記事を書けば反響がとれる、商品が売れる
と思い込んでいるフシがあるのですが、それは勘違いであり得ない話なので注意しましょう。

価値のある内容の記事を書き、興味を持ってもらい、
最終的には商品を買ってもらうことが本来の目的なのに、

途中から目的と手段が入れ替わって、
記事を書くことが目的になってしまっている人が少なくありません。

なので、記事を量産したところで、まったく売れないんです。

どうやったらたくさんの人に記事を読んでもらえるでしょうか。
どうやったら最終的に商品を買ってくもらえるでしょうか。

そこで、今回は、稼ぐための記事、ファンをつくる記事の書き方についてお話したいと思います。

最初に結論を先に言う

ビジネスをするうえで、死ぬほど大事なことですが、
記事のなかで「最初に結論を先に言う」ことを意識してください。

言いたいこと、伝えたいことを、真っ先に書くのですが、
結論を先に言うことでまったく反応が変わってくるでしょう。

記事を見たときに、

「何を言いたいのかわからない」
「趣旨が不明瞭」
「何が書いてあるのか予測できない」

と思われた時点でアウト。読者は離れていくでしょう。

難しいとか、わかりにくそうだと感じさせた時点でダメなんです。

みんな、忙しく、時間がないなかで、記事を読んでいるので、
ちょっとでもわかりにくさがあるだけで、記事を読んでくれないんです。

なので、結論から言うことを意識してください。

主張するときは事例を用いる

記事をわかりやすくすると意味では、結論を先に言うということ以外に、

主張するときは事例を用いる

ということを強調しておきたいと思います。

ひとつの記事のなかで、複数のことを主張している人がいますが、それはダメ。
わかりにくくなるので、かならずひとつにしてください。

そして、そのひとつの主張を確実に読者に伝えるために、
適切な事例を用いることで、かみ砕くという配慮が大事です。

ひとつの主張に対して、1~3個の事例があると、イメージしやすくなるので、
主張をするときはかならず事例を用いてわかりやすくしましょう。

冒頭でつかみを入れる

読者が記事を見たときに、「おもしろくなさそうだな」と思ったら
即座にページを閉じられてしまいます。

なので、読者が記事を読み始めた最初の段階、
記事の冒頭の部分でかならずつかみを入れてください。

何かこの記事、他でよく見る記事とは違うなと思ってもらえれば、
確実に、最後まで記事を読んでくでるでしょう。

なので、読みたいと思わせるつまみを入れることがポイントです。

文体を統一させる

記事ごとに大きく文体が変わる人がいますが、それはやめてください。

文体が変わってしまうと、集中が削がれて、記事が読みにくくなるので、
読者が離れてしまう原因になってしまうので注意しましょう。

「です・ます調」だったものが、突然「だ・である調」に変わっただけで
文章の統一感やリズム感が失われるので、頻繁に文体を変えてはいけません。

文体を統一させることを意識してください。

「です・ます調」は、文章をやわらかい印象を持たせることができる一方で、
語尾が、体言止めや「でしょう」「してください」「かもしれません」に限られるので、
文章が単調になりがちで、歯切れの悪い感じになるので注意しましょう。

「だ・である調」は、語尾のバリエーションが多く、文章に抑揚をつけやすいのですが、
文章全体のイメージがキツくなりがちで、息苦しさを感じるかもしれません。

想定しているペルソナに合わせて選択しましょう。

接続語の使い方に注意する

なんだか、国語の授業みたいになってきましたが、文体をあわせて、大事なのが接続語。

「いまさら、接続語?小学生じゃないのに」

と思うかもしれませんが、読みにくい記事は接続語の使い方が下手くそなんですね。

「覚えたての日本語を話している外国人が書いたような記事」
「漫画にでてくる宇宙人が話すカタコトの日本語で書かれた記事」

を見るのですが、なぜそのような記事になってしまうのかと言うと、

「接続語の使い方を間違えている」
「接続語の使用が少なすぎる」ことが原因。

つまり、接続語をうまく使えていないからなんです。

なので、記事を書いたら、からなず読み返してスムーズに読めるかチェックしてくださいね。

もし読めなければ、正しく接続語が使えているかどうかを確認しましょう。

会話をする気持ちで書く

読者にとって読みやすい文章にするには、読者と会話をしている感じで文章を書くとよいでしょう。

結局は、オウンドメディアと言っても、パソコンやスマホの向こうにはひとりの人間がいる。
そして、その人に向かって文章という形でコミュニケーションをしているのと同じなんですね。

なので、形式ばらずに、Take it easy! 気軽に語り掛けるように書きましょう。

また、会話なので、たまには、「~についてどう思いますか?」「~はどう考えますか?」
と問いかけてみることも大事ですね。

まるで、話しかけられているような錯覚で、文章を読んでもらえるようになるでしょう。

こういった会話をする気持ちで書くと、想いやキモチが文書を通じて読者に伝わるようにで、
ファンになってもらうことができるようになるわけです。

大事なことなので、記事を書くときにはかならず意識してくださいね。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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