あがり症を克服して、人前で緊張しなくなる5つの考え方

人生戦略

あなたは人前に立ったときに

  • 手や足が震えてしまう
  • 背中やわきの下に、大量に汗をかく
  • 緊張し過ぎて話すことが頭から飛んでしまう
  • 人前でうまく話をすることができない
  • 頭が真っ白になって何を話ているのかわからなくなる
  • 大勢の前での自己紹介がとにかく苦手だ

といったことはありませんか。

もしそうなってしまうのであれば、本来の力がだせずに、
最高のパフォーマンスを発揮することができません。

そして、自分に対して自信を失ってしまうでしょう。

そうならないためには、あがり症を克服することが大事です。

そこで、今回は、あがり症を克服して、人前で緊張しなくなる5つの考え方について解説します。

完璧にやろうとしない

何でもミスなく完璧にやろうとする人がいますよね。

そういった人を完璧主義と言いますが、完璧主義の人は自分のミスが許せないので
完璧にやろうとするのですが、その意識が強くなればなるほど緊張してしまいます。

絶対に外せないポイントがあると思いますが、それさえ外さなければ失敗しても大丈夫です。

完璧主義の人は、ちょっとしたミスを大きく捉えて、落ち込んでしまうのですが、
他の人からすれば、それがミスだったことすら気づかないんですね。

なので、完璧にやろうと思わないでください。

プロと言われているような人でも、全部を完璧に仕上げている人はいません。
どこかでミスしています。

でも、そういったミスをしてでも、全体が素晴らしければ、何の影響もないんですね。

些細なミスは、海に牛乳をこぼすようなもので、まったく影響することはないので
完璧にやろうと張りつめることなく、自分の力を出し切ることだけに集中しましょう。

考える余裕を与えないようにする

「もしかしたら失敗するのではないか」と考えたら、間違いなく失敗するでしょう。

なので、失敗することを考えてはいけません。

失敗することが少しでも頭のなかによぎると、緊張が走ってきて思考停止に陥るでしょう。
そうなると、普段はしないような行動をし始めて、段取りが完全に狂ってしまいます。

結果、失敗することになるんですね。

思考は現実化します。だからこそ、失敗するなどと考えてはいけません。

失敗するのではないかと心配するのは、考える余裕があるからなんですね。
そして、人が考えるときは、大抵がマイナスのことです。

なので、人前に立つ直前は、横にいる人と話をしたり、ストレッチをするなどして
自分に考える余裕を与えないようにしましょう。

人はあなたのことを見ていない

人前で話をするときに、人が自分のことをどう見ているのかが気になってしまうと、
集中できなくなるので、緊張してうまく話をすることができなくなってしまいます。

他人からどう見られているかが気になるのであれば、
あなたが講義や講演など聞く立場のときに、
どのぐらい講師のことを見ているのかを思い出してください。

講師のことをほとんど見ていないですよね。

どんな服装で、どんな髪型だったのかすら覚えていないのではないでしょうか。

あなたは講演の最中、プレゼンやホワイトボードを見ているはずなんですね。
そして、話に集中していたはずです。

あなたが思っているよりも、人はあなたのことを見ていません。

なので、人が自分のことをどう見ているのかなんて気にしないでください。

自分で自分のことを認める

「自分のことを認めて欲しい」
「自分のことを評価して欲しい」

というように自己顕示欲が強過ぎると、緊張を高めることになるでしょう。

認めて欲しいという欲求が強い人は、大抵、自分で自分のことを認めていないのが原因。

自分のことを客観的に評価できれば、他人の評価を求める必要もなく、
他人の評価に一喜一憂することもないですよね。

しかし、自分で自分のことを客観視できていないので、
他人の評価を求めようとするのですが、結果的に自分で自分を追い込むことになります。

そうなってしまうと、どうしてもパフォーマンスは低下してしまいます。

なので、自分のことを客観的に分析して、自分で自分のことを認めることから始めてください。

自分を表現することを第一に考える

「こんなことを言ったら嫌われるのではないか」
「こんなことを言ったらヒンシュクを買うのではないか」

と他人から嫌われることを恐れていると、気持ちが萎縮して話せなくなってしまいます。

他人から嫌われることを恐れないでください。

誰からも好かれる、良い評価を受けるなんてただの幻想です。

例えば、人気のアイドルでも、アーティストでも、ネットで検索すれば、
悪口や文句、誹謗中傷がたくさんでてきますよね。

世の中とはそんなものだと割り切りましょう。

全員に好かれようとするのではなく、嫌われることを恐れず、
自分を表現することを第一に考えてください。

最後に

以上、あがり症を克服して、人前で緊張しなくなる5つの考え方について解説しました。

人前で緊張してしまう原因は、自分の考え方、心のなかにあります。

なので、ちょっと考え方や捉え方を変えるだけで、緊張することなく
最高のパフォーマンスを発揮することができるようになるんですね。

人前で話をするときは、今回解説した5つの考え方を意識するようにしてください。

手足が震えたり、過度に緊張することなく、人前で自分を表現することができるでしょう。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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