ブログで記事を書いているのにアクセスが増えないときに見直すべきこと

マーケティング

オウンドメディアやブログ、メルマガなどで、記事を書いていると思いますが、

ちょっと、待ってください!

記事を書くことは大事なことですが、
何のために記事を書いているのか、目的を理解して取り組んでいるでしょうか。

目的を意識せずにただ記事を書いていませんか?

  • 毎日、記事を書いているのに、反響がまったくない。
  • 200記事ほど書いたのに、まったくアクセスが集まらない。

という相談をよく受けますが、記事を見せてもらうと、

「やっぱりね。反響がとれるはずがない」
「これではアクセスを集めるのは無理」

と思うことがよくあるんですね。

では、記事の内容がめちゃくちゃダメなのかというと、案外そうではないんです。

むしろ、よく作り込まれている記事で、読んでいてそれなりにおもしろい。
ちゃんとオチもあって、記事としてうまくまとまっている。

でも、アクセスを集める要素が何一つ入っていないんです。

記事を書く目的を意識していますか?

記事でアクセスを集めるには、

  • 検索結果に上位表示させる
  • バズるような記事を書く

しかないわけですが、記事を見てみると

  • 上位表示を狙うためのキーワード対策が何もなされていない。
  • バズるぐらいのエッジの効いた記事にもなっていない。

わけです。

すでに読者になっている人に見せる記事としてはよいのですが、
目的である「アクセスを集める」という視点では失格です。

「なんだ、そんなこともできていない人がいるのか」

と思うかもしれませんが、目的意識もなく記事を書いている人は結構多いんですよね。

いや、目的は理解している。
しかし、いざ書き始めると、目的に沿っていない記事を無意識に書いてしまっている
というのが、正確な表現なのかもしれません。

目的が不明確だと目的と記事にズレが生じる

オウンドメディアやブログ、メルマガで記事を書く目的は

  • 検索結果で上位表示をしてアクセスを集める。
  • バズることで大量にアクセスを集める。
  • 読者との信頼関係を構築する。
  • 読者にファンになってもらう。
  • 読者に商品について興味をもってもらう。
  • 読者にセールスをする。
  • 既存客のフォローをする。

の7つに集約されるでしょう。

そして、1つの記事に対して、達成する目的は1つが原則です。

1つの記事で、あれもこれも目的を達成しようとしてはいけません。
なぜなら、複数の目的を達成しようとすると、記事がボヤけてしまうからです。

当然、1つの目的を決めたら、それだけを達成するための記事を書いてください。

検索からアクセスを集めるのであれば、
徹底してキーワード対策を行ってから記事を書くべきです。

逆に、それ以外のことを考えてはいけません。

記事を書いてもアクセスが集まらないという相談が絶えませんが
何のために記事を書いているのか目的が不明確で、
目的と記事にズレが生じていることがほとんどです。

先ほどあげた7つの目的のなかで、どの目的を達成するために
記事を書くのかをしっかりと考えてから取り組んでください。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

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