「戦国時代に生まれてみたかった」
「幕末に生まれて活躍したかった」
と思ったこと、ありませんか?
「戦国時代とか幕末に生まれたかった」という人って、割に多いですよね。
わたしも、小学生のときに、地元新潟県の戦国武将である
上杉謙信のことを知ったときにそう思ったことがあります。
周りにもそういった友達が結構いたので、
どちらかというと男性に多いのではないでしょうか。
知略を駆使して敵と戦い、自国の領土を広げていく。
有力大名との戦いに勝つことで、名をあげていく。
豊臣秀吉のように低い身分から成り上がって天下を取る。
といったことに憧れる人は少なくありません。
が、待ってください。
敵を倒して、戦いに勝つ。
低い身分から成り上がっていく。
ということは、何も戦国時代や幕末に限った話ではないんですね。
戦国時代や幕末に生まれなくても、
わたしたちが生きている今この時代が、戦国時代、幕末そのものだからです。
現在のビジネスは武器を使って人殺しをしない戦争である
戦国時代や幕末では、槍や刀、鉄砲などで相手を倒していく。
つまり、戦争=人殺しであると言えます。
では、ビジネスはどうでしょうか。
戦国時代のように、槍や刀、鉄砲などを使うことはありません。
しかし、ライバルを倒すという点では戦国時代とまったく同じなんです。
「ビジネスに、ライバルは関係ない。愚直にお客に対して価値を提供する、それがビジネスだ」
という意見があることは十分に承知しています。
わたしも、そのような意見について全否定するつもりはありません。
しかし、ビジネスの実態は、戦争そのものです。
戦国時代や幕末の血なまぐさい戦となんら変わりはありません。
実際、東京のように人口が多く、お客を集めやすい環境であっても
ライバルとの競争に負けてつぶれる会社やお店はたくさんあります。
どうにもならなくなって切腹(廃業)する人も少なくありません。
相手よりも価値をあるものを提供する。
相手にはないものを用意して差別化をはかる。
などしてライバルとの戦いに勝たなければ、
逆にこちらがやられることになるわけです。
まさに現代は、武器を使って人を殺すことはしないですが、
戦国時代のような戦とまったく同じだということです。
なので、戦国時代や幕末に生まれたかったなんて、思う必要はないんですね。
我々がいるビジネスという戦場で、大いに活躍することを考えましょう!
誰もが下剋上を起こすことができる
人工知能(AI)やロボットの普及、情報技術の革新によって、
世の中を支配していた旧来からの大手が勢いを失うなかで、新しいビジネスが次々に誕生。
学歴のない無名の青年が立ち上げた会社が
急速に成長してあっという間に上場を果たすということが普通に起きています。
また、ブラック企業で低い年収で奴隷のように働いていた人が、
会社を辞めて起業して、億万長者になるということも、珍しい話ではなくなりました。
つまり、ビジネスの世界では、下剋上が起きているということです。
プロと言われていた人たちが、素人に負けてしまう。
趣味や遊びが、ビジネスになってしまう。
そういった、従来の常識では考えられないような時代、
誰でも、下剋上を起こすことができるようになりました。
もはや、戦国時代や幕末に生まれたかったなどと、夢の世界に入っている場合ではありません。
誰もが、成り上がることができる。そういう時代なんです。
年齢、経歴、実績、性別、まったく関係ありません。
わたしが教えている生徒さんには、72歳からネットを始めて稼いでいる人や
ビジネスで成功して、ハワイでマンションを買って移住した元ウエディングプランナー。
54歳からビジネスを始めて、1年7カ月後に億を稼いだ元警備員のおじさん。
など、下剋上を起こした人はたくさんいます。
下剋上できるこのチャンス、最大限活かしていきましょう!
俺たちは、かならずできると信じて。
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