オウンドメディアの重要性について理解が広がってきており
有名な大手企業もオウンドメディアに本格的に取り組むようになりました。
明らかにこれからの時代はオウンドメディアが主流になるので、
いち早く取り組んでいく必要があるのは間違いありません。
しかし、先行してオウンドメディアに取り組んでいる人のなかでも
オウンドメディアの運用について悩みを抱えている人はたくさんいて、
自分のやり方に自信が持てないという人が結構いるんですね。
そして、そういった人たちは、同じ壁にぶつかっていることがわかりました。
そこで、今回は、オウンドメディアの運用でかならずぶつかる壁と乗り越える方法について解説します。
何のためにやっているのか見失ってしまう
オウンドメディアを始めている人にありがちなのが、
とにかく早く始めなければということで、何も考えることなく始めて、
途中からどこを目指しているのかわからなくなること。
要は、目標を事前に定義していないので
軸がなく途中からブレてしまうということです。
なかには、数カ月間頑張ってオウンドメディアを運用して、
記事が読まれるようになったのに
やっている本人は何のためにやっているのかわらなくなって、
結局、オウンドメディアを閉じてしまったということがありました。
だからこそ、オウンドメディアを何のために運用するのかという目標を
コンテンツを作る前にしっかりと決めておくことが大事だということです。
目標を決めることで、
- どのようなターゲットに対して、どのようなコンテンツを配信していくのか
- どのぐらいの記事数が必要なのか
- どのようなキーワードで、上位表示を狙っていくのか
- どのぐらいのアクセス数が必要なのか
- どのぐらいのコンバージョン率を目指すのか
などが決まるわけですね。
つまり、目標が決まらなければ、具体的な戦略、戦術も描けないので
いきなり始めるのではなく、事前に目標を決めておきましょう。
そうすることで、ブレることなく、長期にオウンドメディアを運用できます。
読者に求められているものがわからなくなる
コンテンツを作っても、思ったような反応が得られないと
「本当のこのコンテンツは読まれているんだろうか?」
と不安になりますよね。
そして、その状態が続くと、読者が何を求めているのかわからなくなり、
自分が作っているコンテンツに確信が持てなくなり、自信を失ってしまうわけですね。
大事なことは、読者が求めていることをコンテンツにして、読者に読んでもらうということ。
そのためには、次の2つのことを意識してやってみてください。
(1)読者に聞いてみる
読者が求めているものを提供するのがオウンドメディアなので、
素直に読者に聞いてみることが大事です。
案外、当たり前すぎて、やっていないですよね?
オウンドメディアは読者のためのものであって、
こちらが一方通行で言いたいことだけをいうのは、もはやメディアではありません。
なので、読者にどのようなコンテンツに興味があるか
何を知りたいと思っているのかを率直に聞いてみてください。
(2)友達に教えてあげる感覚でコンテンツを作る
たまに、上から目線で書かれているコンテンツを見ることがあるのですが、
完全に勘違いなのでそれはやめてください。
と言うのも、オウンドメディアはメディアなんですね。
紙媒体の雑誌と同じメディアなんです。
雑誌の記事を見ていて、上から目線で語っているものなんて、ないですよね。
友達感覚で情報を教えてくれるというスタンスで書かれているはずです。
なので、オウンドメディアでも、上から教えてやるというスタンスではなく、
友達感覚で友人にそっと教えてあげるという感じでコンテンツを作ることが大事です。
まとめ
この記事では、ごくごく当たり前のことしか言っていないのですが、
この当たり前のことが出来ていないのが現実です。
そして、当たり前のことを実践し続けることが、実はもっとも難しいんですよね。
だからこそ、
「本当にこのままコンテンツを作りづけていいのだろうか」
「自分がやっていることが正しいのだろうか」
と少しでも不安や疑問を感じたら、何度も原点に戻るべきだと思います。
オウンドメディアは、個人でやっている場合はもちろんですが、
法人でやっていても、担当者はひとり、または数人なので、孤独になりがちなんですね。
孤独になってしまうと、やっていることを客観視できなくなってしまい、目標を見失いがちです。
だからこそ、適切なアドバイスをしてくれるメンターをつけることが
オウンドメディアで成功するためには大事だと言えるでしょう。
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