現在、50歳以上のバブル世代は、
年功序列や収支雇用、手厚い年金制度に守られていて
何もしなくてもこのままいけばうまく定年を迎えて逃げ切れますが、
就職氷河期時代に就職した40代を中心とするロスジェネ世代は
絶対に逃げ切ることができません。
実際、NECやカシオ、富士通、コカ・コーラといった名だたる大手が
経営再建のために、高給取りである45歳以上の希望退職者を募っています。
無理に会社に残ろうとしても、最終的にはリストラされるだけです。
なので、結局は、会社から去らざるを得ません。
こういった時代だからこそ、待ちの姿勢は危険です。
会社が何とかしてくれる、最後は政府が救ってくるというのは通用しません。
座して死を待つより、打って出る。
むしろこれを好機と捉えて、雇われなくても食べていける力を身に付けるべきです。
48歳からを人生の後半戦だと捉える
ひとつの会社に就職して、定年まで働き続ける。
もはやそういった時代は終わりました。
だからこそ、人生を48歳で一区切りつけて、
48歳までの人生を前半戦、48歳からの人生を後半戦と捉えるべきです。
48歳までであれば、会社に残って、経営幹部になれるかどうか、見通しがついているはず。
だからこそ、見通しの立たない場所に固執して
自分の人生を台無しにするのではなく、
48歳からが人生の後半戦だと捉えて、第2の人生を歩む準備を進めていきましょう。
この、48歳からを後半戦と捉えるという視点は、
文春オンラインで紹介されていた考え方で、わたしのオリジナルの考え方ではありませんが、
人生100年時代を生きていく我々にとって
とても大事な考え方なので、ご紹介させていだきました。
私自身、この考え方がとても気に入っています。
そして、この考え方は、サラリーマンだけに適用されるわけではありません。
例えば、起業家、経営者の方も、
若いときに起業して、もしくは代を引き継いで、
鳴かず飛ばずの時代を過ごしてきたのであれば、
48歳というこの年齢を契機に、もう一度再チャレンジしましょう。
人生、まだまだ先は長く、チャンスはたくさんあります。
今までやってきたひとつのビジネスにこだわり続けるのではなく、
また別のビジネスにチャレンジするということも大事。
ぜひ、48歳という年齢を、自分のビジネスや人生を考えるきっかけにして欲しいと思います。
ワンパターンの生活から脱却しよう!
とは言っても、周りを見ていると、な~んにも考えていない人、多いですよね。
というか、ほとんどの人が何も考えていません。
人生100年時代とか、48歳からが後半戦という言葉を見ても、我関せず状態。
そして、そういう人ほど、お金に困っている、ビジネスがうまくいかなかくて悩んでいるのに、
何も新しいことに挑戦することもなく、ワンパターンの生活を繰り返しています。
起床 ⇒ 仕事 ⇒ 風呂 ⇒ テレビ ⇒ 就寝
ただ、これを繰り返すだけの毎日。
これこそ、生きた屍なのではないでしょうか。
確かに、かつてはこのワンパターンの生活をしていても生きていけました。
が、もはやそれは成り立たないんです。
人生100年の時代です。
少なくても、健康寿命である70~80歳までは
現役で働かなければ、生きていくのは困難でしょう。
だからこそ、人生をより幸せで、楽しく、豊かなものにするには、
雇われなくても食べていける本物の力を見つける必要があるわけです。
定年になって、退職金と年金でのんびり過ごすというのは、もはや夢物語。
老後に悲惨な生活にならないためにも、
48歳からが人生の後半戦だと捉えて、戦うための準備をしていきましょう!
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