人間関係の断捨離、してますか?

断捨離というと、不用品を処分するというイメージが強いですね。

でも、ビジネスで成功したければ、不用品だけでなく、人間関係の断捨離をしてください。

と言うのも、現在の人間関係に縛られた状態では、

無意味なお付き合いや誘いを断わることができずに、
引きずられてしまうからなんですね。

そういった生産性や発展性のないお付き合いとは即サヨナラしましょう。

ビジネスで弊害になりがちなのが、昔からの地元の人間関係。
もうひとつは、青年会議所や中小企業家同友会、倫理法人会といった経済団体で培われた人間関係。

とにもかくにも、この２つの人間関係については今すぐに断捨離してください！

昔からの地元の人間関係

あなたが育った場所で培われてきた昔からの人間関係、

つまり、小学校、中学校、高等学校などの同級生とのお付き合いにはくれぐれも注意してください。

お互いが独立していて、助け合えるような関係が築けていればいいのですが、
理由をつけて、飲みに行って憂さ晴らしするだけの関係はマイナスです。

飲みに行くだけの人間関係を惰性で続けていても、
貴重な時間が奪われるだけで、何のプラスにならないので注意しましょう。

また、昔からの人間関係では確固たる価値観が出来上がってしまっているので、
新しい価値観、考え方というものが、なかなか受け入れられないんですよね。

そして、結果、地元で固定化された旧来の価値観に引きずられることになるわけです。

さらに、昔から関係のある人で出来上がっている集団には、ハンパない同調圧力があるので、

仮にあなたが新しいことをやろうとしても、周りが猛烈に反対してくる可能性が高いでしょう。

しかも、全員があなたのことを心配しているという体で反対してくるので、やっかいなんですよね。

結局、同調圧力によって、潰されることになるでしょう。

本気でビジネスで成功したいのであれば、
昔からある地元の人間関係を断捨離してください。

もちろん「断捨離する＝絶交する」という意味ではありません。

ビジネスに集中するために、距離をとるということです。

ビジネスで結果が出るまでの一定期間は、連絡を控えるようにしましょう。

所属する経済団体で培われた人間関係

「ビジネスをしていて不安だ」
「毎日が、孤独で寂しい」
「ビジネスについて学びたい」

などの理由で、青年会議所、中小企業家同友会、倫理法人会などに入会する人は多いですが、

もしあなたがすでに入会しているのであれば、もう一度考えてみてください。

「本当にあなたのビジネスにプラスになっていますか？」
「結果が数字としてあらわれていますか？」

ということを。

わたしは先ほどの団体に所属している人たちから、
数多くの相談やコンサルを依頼を受けていますが、

全員が同じことを口々に言っているんですね。

「実態は、遊んでいるだけだ」と。

もちろん、所属している人全員がそうだとは言いません。

入会したことで、人間性やコミュニケーション力が身について、
ビジネスもうまくいくようになったという人はいるでしょう。

しかし、聞いている限りでは、そういった人は少数なんですよね。

やれ、世界大会だ。ボランティアだ。地域貢献だ。

ということで、自分のビジネスには関係ないことばかりに精を出してしまって
会社の業績を悪くしたという人は少なくありません。

いや、会社を潰したという人も結構いるんですよね。

ビジネス環境がこれだけ激変しているなかで、ボランティアや会の活動に一生懸命になっていたら
そりゃ、業績が悪化したり、会社を潰すことになるでしょう。

なので、悪いことはいいません。

いい加減に目を覚まして、自分のビジネスに本気に向き合ってください。

当たり前ですが、遊んでいてはダメなんです。

みんなと集まって、活動していれば、
不安を感じることもないので、楽しい時間を過ごせるでしょう。

夜に、みんなでスナックやバー、フィルピンパブに行って
飲んでいれば、そりゃ楽しいでしょう。

でも、そんなことを続けていたら、会社がどうなるかは予想できますよね？

失った時間を取り戻すことはできません。正気に戻って、自分のビジネスに集中してください。

ボランティアをやりたければ、ビジネスで成功して寄付をしましょう。
その方が、あなたが活動するよりもはるかに地域貢献に役立つはず。

あなたがやるべきことは、ビジネスで成功すること。
絶対にそれだけは見失わないでください。