「給料だけでは充実した生活を送ることができない」
「老後のことを考えるといまの年収では不安だ」
「会社がいつまでもつのかわからない」
「子どもの受験や習い事でお金がかかるようになった」
などの理由で、収入を補うために副業を始める人が増えていますね。
政府も、働き方改革の一環で、副業を認める方針を打ち出しているので、
今後は、副業をするサラリーマンが増えていくとは思いますが、
現時点で、副業をしているサラリーマンは少数で、
副業をしていることがバレると、周りの人から白い目で見られると
感じる人が多いのではないでしょうか。
「会社を裏切っているのではないか」
「本業でもっと頑張るべきなのではないか」
と自問自答しているうちに、副業をすることに後ろめたさを感じて
途中からやる気を失って諦める人も少なくありません。
では、副業について後ろめたさや罪悪感を感じたときに、
どのように対処すべきかをお伝えしたいと思います。
周りの人から全否定される
まず、人間の特性なので、覚えておいてもらいたいのですが、
「人は、知らないことや知識のないものに対して嫌悪感を持つ」
ので、知らないものを否定する、やったことがないものは認めないといったことをするわけです。
例えば、起業しようとしたときに、
「危ないからやめておいた方がいい」
「なんでそんなことをする必要があるかわからない」
「誰かに騙されているんじゃないの?」
と自分が起業のことについて深い知識があるわけでもなく、
自分が起業した経験があるわけでもないのに、全否定してくるのがまさにこの現象ですね。
人は、知らないことや経験したことがないことを
根拠もなく否定するという傾向があるので、まともにそう言った意見を聞いてはいけません。
残念なことに、親しい間柄、例えば、パートナーや親、友人、同僚と言った人が
こういったことをしがちで、そういう人たちをドリームキラーと言います。
本当にあなたがやりたいと思うのであれば、ドリームキラーを無視してください。
逆に、ドリームキラーが引き留めてきて、やめるのであれば、
所詮そのレベルでしかやりたいと思っていなかったということです。
もう一度言いますが、人は自分よく知らないことを否定したがる特性があるので、
本当にそのことに熟知していて、根拠があって否定しているのではないので、気を付けてくださいね。
ドリームキラーの罠にはまらないように。
妬みや嫉みから邪魔をしてくる
副業をするということは、収入が増えるということなので、周りの同じサラリーマンからすれば、
「昇給も、昇進も期待できないなかで、アイツだけ収入を増やすなんて許せん!」
という嫉妬心から足をひっぱりたくなるんですよね。
特に、気心知れた仲の良い人ほど、こういった反応をしがちです。
なぜかというと、日本人は仲間意識が強いので、
同じ仲間のなかから突出した人、変わったことをやる人がいることが、許せないんですね。
なので「危ないからやめておいたほうがいい」「あなたのために言ってるんだ」
と善人のようにふるまって、邪魔をしてくるわけです。
しかも、副業を始めて、結果が出始めてきたら、手のひらを返して、
「アイツ、怪しいビジネスをやっているんだ!」
と悪口を言いふらすなどして、さらに邪魔をしてきます。
でも、妬みや嫉みといった感情がある以上、仕方のないことです。
副業をしていて、周りの人のなかで見方をしてくれる人は皆無。
全員から白い目で見られるのは確実なので、覚悟しておいてください。
自分のケツは、自分で拭くというスタンスで行こう!
結局、副業を始めたら、周りから白い目で見られるのは避けられないでしょう。
まず、そうならないためには、絶対に周りの人に副業をしていることを言わないでください。
目標を達成するには、周りの人に言って、自分を追い込むとよいと言われていますが、
先ほどから説明しているように、周りから本当の意味で追い込まれてしまうので、
副業をやっていることを言ってはダメです。
「有言実行」ではなく「無言実行」を、心がけてください。
周りに言わなければ、否定されたり、邪魔されるといったことはないでしょう。
何かの拍子で副業がバレてしまったときは、そのときは覚悟を決めてください。
と言うのも、そもそも自分の人生ですよね。
他人から言われて、他人の言った通りに生きるのが人生ではないずです。
他人のために生きているのはありません。自分の人生のために生きているんです。
他人はあれこれ言ってきますが、責任はとってくれませんよね。
最終的に、自分のケツは、自分で拭くことになるわけですから、
副業で稼ぐと決めたら、周りから何を言われても、初志貫徹しましょう。
逆に、あなたがそういった強い信念で打ち込んでいれば、
最初は否定していた人たちが、応援はしてくれることはありませんが、
生暖かい目で見てくれるので、とにかく信念を突き通してください。
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