商品が売れないと悩んでいる人に共通しているが
ひとつの市場にこだわっているということ。
世の中に市場はたくさんあるのに、
なぜかひとつの市場にこだわって、他の市場で売ろうとしません。
これ、おかしいですよね!?
でも、指摘されるまで気づかない人が本当に多いんです。
なので、もしあなたが売れないと悩んでいるのであれば、
ひとつの市場にこだわらずに、他の市場で売るということを意識してください。
まったく同じ商品であっても、市場によって客層が異なる
あなたは、パソコンをどこで買っていますか?
同じパソコンであっても、世の中にはたくさんの市場があります。
例えば、ヤマダ電機やジャパネット、Amazon。
そして、それぞれの市場で、まったく客層が違うんですね。
ヤマダ電機であれば、
実際に商品を触れてみたい人や店員の商品説明を聞きたいと思っている人、
複数の商品を比較検討をして買いたい人、ヤマダのポイントを集めたい人、
持ち帰ってすぐに使いたいと思っている人
などがメインの客層です。
ジャパネットでは、パソコンの知識がないので、お勧めの商品を買いたいと思っている人、
電話一本で持ってきてくれて、初期設定をしてもらいたいと思っている人
Amazonでは、ヤマダとは違って、商品説明を必要としておらず、
自分で選びたいと思っている人が客層です。
このように、まったく同じ商品であっても、市場によってまったく客層が違うわけですね。
なので、ひとつの市場にこだわってはいけません。
自分の商品がどの市場に合うかはわからないので、とにかくいろいろな市場で売ってみる、
テストマーケティングをしてみることが大事です。
1商品=1市場という考え方を捨てろ!
売れないと悩んでいる社長を見ていると
1商品=1市場という考え方をしている人がとにかく多いですね。
が、先ほどパソコンの事例で説明したように、
世の中にはたくさんの市場があって、それぞれ客層が違う。
なので、ひとつの市場にこだわっていてはいけません。
自分の会社、自分のお店、自分の商品に
相応しい市場を突き止める必要があります。
実際、市場を変えたら、爆発的に売れ出したという事例はたくさんあるので、
売れないと思ったら、その市場で広告費を垂れ流しするのではなく、
他にある複数の市場で試しに広告を出してみましょう。
雑誌広告がダメなら、チラシで売ってみる。
ソーシャルメディアがダメなら、オウンドメディアで勝負する。
ネットがダメなら、リアル営業に挑戦してみる。
といった感じで、複数の市場にアプローチしてみてください。
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