新型コロナの感染拡大を防止するために、
緊急事態宣言がだされて、営業自粛、休業要請が行われました。
日本経済が完全に停止して、消費が低迷。
その後、緊急事態宣言が解除されて、
- 国民一律10万円の特別定額給付金の支給
- 持続化給付金、家賃支援金、無利子無担保融資
- GOTOトラベル、GOTOイート
などの経済対策が行われて、経済を下支えしてきましたが、
以前のような消費レベルまで回復はしていません。
今後、第3波やインフルエンザとのダブル流行の危険性あるため、
さらに消費が押し込むことも予想されています。
さて、こういった経済状態のなかで
生き残るために何をすべきなのでしょうか。
完全に消費が止まるわけではない!
新型コロナに限った話ではなく、
- 不動産バブルやITバブルの崩壊、
- リーマンショック
- 東日本大震災
といったネガティブなイベントがあるときに、
人は、不安や恐怖に襲われて、ものを買わなくなる。
財布のヒモを閉めて、消費を控えるようになります。
が、完全に消費が止まるわけではありません。
食料品や衣料品、生活用品はもちろんですが、
自動車やエンタメ系の商品であっても、ちゃんと売れている。
再開後、ディズニーランドやUSJではお客で溢れています。
つまり、消費がなくなるわけではないので、
チャンスはいくらでもあるということです。
苦しいときこそマーケティングの原点に戻ろう!
リーマンショックのときや、大震災のとき、
買い控えによって消費が落ち込みましたが、
影響がほとんどなかった、
いや、むしろ、売上を伸ばしたお店がたくさんありました。
そして、今回の新型コロナでも、
売上を伸ばしたところはたくさんあります。
では、何をして売上を伸ばしたのかというと、
それは、マーケティングの原点である
見込み客との関係を構築して、
売るためのステップを一つずつ上ってもらう
ということをやったからです。
消費することに慎重になっているので、
いきなり、ドカンと高い買い物はしません。
最初に、小さい金額のものを購入してもらう。
次に、少し高めのものを購入してもらう。
そして、最後に、高額商品を購入してもらって
大不況のなかでも売上を伸ばすことに成功したわけです。
焦って値引き販売や売り込みをしても逆効果
売れなくなると、
途端に、焦って、値引きをしたり、売り込みをしますが、
全部、逆効果で、結局、売上や利益につながりません。
そう、緊急事態になってから焦ってもダメなんです。
普段からの情報発信、フォローで
信頼関係を構築しておくことが大事。
信頼関係さえ構築できていれば、
新型コロナだろうが何だろうが、ネガティブなイベントが起きても
影響を受けることはほとんどありません。
- 新型コロナで、売上がまったくあがらなくなった。
- 新型コロナで、お客がまったく来なくなった。
- 新型コロナで、問い合わせすらなくなった。
というのは、普段の怠慢が原因だと言わざるを得ません。
新型コロナで、景気循環が好況から不況に変わりました。
そして、この不況はしばらく続くでしょう。
だからこそ、見込み客との信頼関係の構築を急いでください。
そのために、ビジネス全体を見直しましょう。
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