新型肺炎、新型コロナウィルスの死亡者、感染者が日に日に増えていますね。
ちょっと前までは死者も数人だったのが、現在は数百人規模まで膨らみました。
感染者も5000人、1万人という報道がなされていますが、
感染症の専門家によれば、中国が公式に発表している感染者の
数十倍、数百倍という意見もあるぐらい、感染が拡大している状態です。
新型コロナウィルスが感染拡大し始めた時期も最悪で、中国が春節を迎えてた時期でした。
感染地域の武漢は工業都市で、中国から労働者が出稼ぎで来ていますが、
春節のため感染した状態で各地に帰省したために中国本土全体に感染が拡がり、
WHO世界保健機構が緊急事態宣言を出すほどのパンデミック状態に陥りました。
ヒトからヒト、そしてさらにヒトへいった感染の連鎖で
中国だかでなく全世界にパンデミックが拡がっていくでしょう。
東京オリンピック中止が現実化してきている
新型コロナウィルスの感染が拡大するなかで、
東京オリンピックの中止が現実化してきました。
新型コロナウィルスのピークは4月から6月と言われていますが、
ピークから1ヶ月後には東京オリンピックが開催されるため、
東京オリンピック中止が完全に視野に入ってきました。
実際、WFO世界保健機構とIOC国際オリンピック委員会は
新型肺炎の感染症対策について協議し始めましたが
当然その議題には東京オリンピック中止も入っているはずです。
2002年11月に発生したSARSが
収束するまでに約9ヶ月かかったことを考えれば、
東京オリンピックの開催はかなり難しいでしょう。
選手や役員、観客が、不参加を表明すれば、開催を強行することも困難です。
東京オリンピック中止で日本経済はさらに低迷する
政府は、東京オリンピックが開催される2020年の
訪日外国人4000万人という目標を掲げてきました。
そのために、巨額の投資をしてきたわけですが、
東京オリンピックが中止になればすべての投資が無駄になります。
さらに、インバウンド需要が激減して、
日本経済がさらに低迷することになるでしょう。
日韓関係の悪化でインバウンド需要は落ち込んでいて
ホテル、旅館、サービス業などで影響がでていますが、
新型コロナウィルスの問題、そして東京オリンピック中止が現実化すれば
旅館業やサービス業にとって大打撃になるでしょう。
売れないときは頑張って売ろうとしない
消費増税によって内需が冷え込んでいるなかで
外需であるインバウンドに頼れないのであれば、
日本経済がさらなる低迷に陥ることは必至です。
広告を打ってもモノが売れない。安売りしても誰も買わない状態になるでしょう。
なので、派手な宣伝は控えてください。
消費マインドが冷え切っているので広告で売れるようにはなりません。
売れないときは、新規のお客を獲得しようとするのではなく、
手紙やはがきを通じてお付き合いのある既存客にリピートしてもらう。
お金をかけずに集客することを考えましょう。
景気が浮揚する次の波がくるまで体力を温存しておくことが大事。
生き残ることを最優先にして、次のチャンスが来たときに攻めに転じてください。
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