昭和、平成の時代には通用した常識が、
令和の時代にはまったく通用しない。
令和は従来の常識や考え方に縛られた人が生き残れない時代になる。
では、実際にどのようなことが起きるのか。
今後、令和の時代に起きることを予想し、生き残るためのサバイバル術を紹介する。
日本的経営の終焉
経団連の会長、及びトヨタ社長が、年功序列、終身雇用を捨てることを宣言した。
そして、経済のデジタル化に備えるために、
大手はこぞって45歳以上の相違退職勧奨を進めている。
生産性の低いバブル世代をリストラして、
優秀なAI人材を世界から高給で雇うためだ。
もはや誰もこの流れを止めることはできない。
今後、仕事は、クリエイター、スペシャリスト、マックジョブの3つに大別される。
当然、単純作業であるマックジョブで食べていくのは難しい。
恐らく、マックジョブの年収は180万円。月収15万円になるだろう。
だからこそ、稼ぎたければ、クリエイターやスペシャルストを目指すべきだ。
無年金者の急増と生活保護システムの崩壊
年金とはシンプルなシステム設計になっていて
納付者と受給者のちょうど真ん中が受給年齢になる。
現在、日本は少子化で、かつ高齢化なので、
当然受給開始年齢は引き上げられることになる。
そして、支給額も削減されていくだろう。
つまり、年金だけに頼っては生活できなくなるということだ。
また、無年金の人たちが急激に増えることになる。
就職氷河期世代、いわゆるロスジェネ世代は、半数が就職できなかった。
現在も、4分の1が非正規で働いていると言われている。
なかには、引きこもりになって親の年金に頼って生活している人もいる。
そういった人たちが2035年に一斉に定年を迎える。
年金に加入しておらず、貯金もないので、最終的に生活保護に殺到することになる。
が、地方自治体は財政難なので理由をつけて生活保護申請を受け付けないだろう。
結果、生活保護を受給できない人で溢れる。
社会が不安定化して、金持ちを狙った強盗、窃盗、誘拐などの犯罪が増えることになる。
格差社会から階級社会への移行
野村総研の調査によれば、2015年から2017年で
実は、資産5億円以上の超富裕層、資産1億円以上の富裕層は増加している。
一方で、貧困層も増えており、日本全体で格差が広がっている。
さらに、富裕層の家庭に生まれた一人っ子同士が結婚するので、
両家の財産をすべて相続していくことになり、富裕層の家庭は永遠に富裕層。
貧乏の家庭に生まれたら代々貧乏というように、格差が固定し、日本は階級社会化していく。
地方、郊外のゴーストタウン化
もうすでに始まっているが、地方、郊外が高齢者で溢れることになる。
昭和、平成の時代は、地方、郊外の街は活気があったが、
時間とともに人が減っていき、スポンジ状態のようになる。
そうなれば、電気や水道といったインフラの維持が困難になる。
また、病院や外食チェーンも徹底し始めて、地方、郊外がゴーストタウン化していく。
地方、郊外では、毎日のように孤独死が起きるだろう。
令和の時代のサバイバル術
では、令和の時代をどうやって生き抜けばいいのか。
とにかくクリエイターやスペシャリストを目指す。
そのためには、若いうちから積極的な自己投資が必要だ。
そして、労働収入や年金に頼った生活はもはや困難なので
お金を動かしてお金を生み出す投資の技術を習得することが大事。
また、地方や郊外での生活はリスクなので、都市部に生活拠点を移すことを考えよう。
最終的に、それでも行き詰まるのであれば、
年金だけで生活できる海外の国に移住することを検討すべきだ。
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