何かひとつの分野で一流になるには1万時間が必要だと言われています。
1日10時間集中したとすると、
1カ月で300時間。1年で3600時間になるので、
どんなことについても3年間打ち込めば、
世間で一流と言われるレベルまで成長できるということです。
しかし、なかには、1万時間集中しても結果を出せない人がいます。
なぜ、1万時間やったのに結果が出せないのでしょうか。
今回は、その理由について解説したいと思います。
1万時間にインプットする時間をカウントしてはダメ!
1万時間やっても結果が出せない人は、
1万時間の捉え方を勘違いしているんですね。
1万時間とは、実践の時間のこと。
つまり、アウトプットを1万時間するということです。
しかし、結果の出せない人は、1万時間のなかに
インプットする時間を入れているんですね。
- セミナーに参加する。
- 読書をする。
- 教材を買って学ぶ。
こういった時間を含めて1万時間とカウントしているんです。
なので、アウトプットする時間が
全然足りないことになるわけです。
インプットする時間をカウントしてはいけません。
アウトプットする時間だけをカウントしてください。
インプットは自己満足に陥りやすいので注意
結果を出せない人は、インプット重視。
ビジネス書を読んだり、セミナーに参加したり、教材で学んでも、
アウトプットしなければ意味がありません。
インプットは、やった気になるので、自己満足に陥りやすいんですね。
大事なのは、アウトプット。
アウトプットすることで、はじめて結果につながります。
たまに、
「わたしは年間3000冊のビジネス書を読んでいます」
という人がいますが、
そういった人の話を聞いたときに
いつも「だから何?」と思ってしまいます。
勉強することに何の意味もありません。
年間3000冊も読んで結果が出ていないなら
はっきり言ってその勉強時間は無駄だと言えるでしょう。
少しでもインプットしたら、間を空けずに即アウトプットする。
アウトプットすることで、本当の意味でのインプットが完了します。
もしあなたが勉強しているのに、思ったような結果が出てないのであれば
インプットすることをやめて、アウトプットすることを意識してください。
まずは行動、やりながら軌道修正していこう!
インプットを重視する人は、基本的に完璧主義。
インプットが終わらないと、行動しようとしません。
起業しようと決心したが、実際に起業したのは5年後。
ダイエットしようと思い、本や雑誌を買ったが、何もせずに終了。
投資を始めようと、取りあえず口座だけを開設して、放置状態。
という最悪の結果で終わるでしょう。
そもそも、インプットに終わりはありません。
死ぬまで勉強し続ける必要があります。
なので、インプットしてから行動するという発想自体が間違っているんですね。
とにかく行動、ガンガンアウトプットしていく。
そして、やりながら軌道修正していくことが大事です。
インプットを重視し過ぎると、時間を浪費するだけで終わるので、注意してください。
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