FXを始めたいと考えていても、
世界経済の動きや相場の動向など、難しすぎて、自分にはとても無理だ
と思っている人が多いですね。
日々、わたしもトレードを教えていますが、
実際、生徒さんからそういった意見を聞くことがあります。
しかし、それはまったく勘違いです。
経済分析や金融政策は、確かに相場の動きに影響を与えますが、
そういったいわゆるファンダメンタルズはどうでもいい話です。
我々がFXをやる目的は、ただひとつ。利殖、お金を増やすことだけです。
経済や相場を語っているエコノミストやアナリストになるわけではありません。
ぶっちゃけ、彼らが言っていることはすべて後付けなんですね。
わたし自身もそうですし、教え子やお付き合いのあるプロトレーダーたちは
全員が、ファンダメンタルズでトレードをしていません。
実際のトレードで大事なことは、
いかに有利なところでポジションをとって、利確をするかということ。
小難しい経済政策や金融論といったファンダメンタルズを理解するよりも、
トレードで着実に利益を積み上げていくトレード術を学ぶことが重要です。
わたしは、FXは技術であると考えています。
技術なので、きちんと学び、トレーニングをすれば誰でも身に付けることができます。
ある程度のトレーニングを繰り返すことで、確実に利益をだせるということです。
では、そのトレーニングとは何かというと、
チャートのパターンを分析して、有利なポジションをとる、
または利確、損切を適格に実行するということです。
インディケーターを使って、値動きのパターンから
有利なポジションを見つけるのが、いわゆるテクニカル分析です。
分析には、インディケーターと呼ばれるものを使います。
当然、テクニカル分析を使って、100パーセントうまくいくことはありません。
相場は生き物なので、ちゃんと損切りラインを決めておいて
自分が想定したシナリオとは異なる動きに対して適切な対処をすることが大事です。
さらに、そのうまくいかなかったパターンについても、
記録をとっておき、なぜうまくいかなかったのかを徹底して分析して、
次からのトレードに活かしていくことが必要です。
分析、実践、分析、実践、を繰り返していくことで、
自分オリジナルのトレード技術が確立されるわけですね。
さて、話を戻しますが、テクニカル分析で見るのは、チャートパターンです。
世界経済の動向や各国の経済、金融政策、政治状況、経済指標といったものは、
確かに相場に全部影響を及ぼすのですが、
わたし自身は、それらは全部チャートのなかに組み込まれていると考えています。
なので、経済指標を予測して、相場を読もうとしても、間違いなく失敗するでしょう。
FXで勝ちたければ、経済指標や金融政策などから相場を先読みしようとしないこと、
つまり、ファンダメンタル分析とは決別してください。
わたしたちがやるべきことは、相場を読むことではありません。利殖、ただそれだけです。
相場を読むというのは、完全にトレードの本質から外れています。
FXは、技術。だからこそ、経済分析や相場予測なんてしなくても勝てるんですね。
さらに、技術なので、学べば誰でも身に付けることができるので、
正しい方法を学んで、トレーニングをすれば、絶対に勝てるわけです。
なので、本質から外れているファンダメンタル分析に捉われてはいけません。
例えば、Youtubeやニコニコ動画で公開されているトレーダーの結果を見れば、
ファンダメンタルズに頼ったトレードがいかに危険なことかがわかるでしょう。
繰り返しますが、全部はチャートに組み込まれています。
だからこそ、経済指標に捉われることなく徹底してチャートを見てください。
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