お金はあくまでも手段である

稼げない人を見ていると、おもしろいことに共通点があるんですね。

全員漏れなく節約志向だということ（笑）

節約志向と言えば聞こえがいいですが、ぶっちゃけ引くぐらいのケチ。

貯金や現金を減らさないことに執着しているので

• お昼はワンコインが基本。
• 飲みに行くのは安さが売りの大衆居酒屋。
• お金を浮かすために１駅分歩いて帰宅。
• 買い物するときは目玉品やセール品狙い。
• お歳暮やお中元は安いものを選択。

というように、とにかくお金を使わないことに一生懸命。

しかし、節約ばかりしていると、余計に稼げなくなるんですね。

稼ぐということは、入ってくるお金を増やすということ。

入って来るお金を増やすためには、節約なんてしている場合ではありません。
むしろ、攻撃的に投資をすることで、収入を増やしていくことが大事。

節約をして、貯金や現金を守っていれば、
将来への不安は多少なくなるかもしれませんが、
絶対に収入が増えるということはありません。

しかも、貯金は何も生まない「死に金」。
手元にあったところで、何の意味もありません。

なので、稼げるようになりたければ、
必要以上に貯金をするという発想をやめる。

無意味な節約生活をやめて、積極的に投資をしてください。

投資をすることで、貯金の数百倍、数千倍という金額を稼いでいきましょう！

稼ぐことばかりに集中すると貧乏暇なし状態になる

目的意識のない貯金は無意味であることをわかっている人は、
ビジネスや自分に投資をして、結果を出しています。

しかし、残念なことに、そういった人たちも、大きな悩みを抱えているんですね。

それは、稼げるようになっても、お金を使う時間がないということ。

分かりやすく言えば、貧乏暇なし状態だということです。

だいたい、年収１０００万円を超えた辺りから、
自分のキャパを超えた仕事が入って来るので、時間がとれなくなってくるんですね。

• 趣味を楽しむ時間。
• 好きな本を読む時間。
• 好きなことに打ち込む時間。
• ゆっくりと休むための時間。
• 家族と一緒に過ごす時間。

などがまったくとれなくなります。

まともに休むことができないので、病んでしまう人や
家族との関係に亀裂が生じて、家庭崩壊してしまう人が実際にいるんですね。

実は、こういった人たちは、大事なことを忘れています。

お金はあくまでも手段。最終ゴールではないことを。

稼ぐことばかりに集中してしまうと、大事なものが見えなくなってしまうんですね。

稼ぐために、時間や健康、家族を犠牲にしてまで働くことが
本当に実現したいことだったのでしょうか。

もしあなたが貧乏暇なし状態で困っているのであれば、
自分の働き方について見直してみてください。

稼ぐことよりも本当にやりたいことがあるはずだ！

先ほども言いましたが、お金はあくまでも手段。

お金が大切であることは間違いありませんが、
本当にあなたがやりたいことは、稼ぐことではないですよね？

本当にやりたいことが他にあるはずです。

そして、その本当にやりたいことをやるための手段がお金なんですね。

トロイヤやミケーネの遺跡を発掘したシュリーマンは
遺跡発掘の夢を叶えるには、資金が必要だと考えて、貿易ビジネスを始めました。

そして、貿易で莫大な財産を築いて、その財産を遺跡発掘に投資しました。

つまり、シュリーマンは、貿易商として稼いだお金を元手に、
本当にやりたかった遺跡発掘の夢を実現させたわけです。

シュリーマンの話からわかるように、
お金とはあくまでも手段であって、最終ゴールではないんですね。

起業して、時間や健康、家族を犠牲にして稼ごうとする人がいますが、まったくの本末転倒。

時間をつくって自由を楽しむ。健康を維持する。
家族を幸せにするために、お金を稼ぐんだということを意識しましょう。