あなたの周りにめちゃくちゃ集客に成功しているライバル、いませんか?
自分と、知識や能力、スキルについては同じぐらいのレベル、
いや、むしろ自分の方が高いぐらいなのに、なぜか集客については天と地の差ぐらいある、
ということって、ありますよね。
そして、いったいどんな秘策があるんだろうって思いますよね。
が、集客に成功している人が実際にやっていることを見ると、
「なるほど、こんなことをやっているのか!」
と思うようなことをやっているわけではありません。
どこかで聞いたことがあるようなことばかりなんですね。
でも、いざ自分もやってみると・・・やはりうまくいきません。
では、何が根本的に違うのでしょうか。
それは、伝えるべきメッセージが伝えられているかどうかということです。
誰に、何を伝えるのか。
これが曖昧なままで広告を打ったところで、集客はできません。
実は、集客できる、できないの差というのは、
こんな当たり前のことができているかどうかだけなんです。
誰が対象なのか曖昧で、ぼんやりしたメッセージを発信しているから、集客できないんです。
なので、見込み客に対するメッセージをしっかりと考えることから始めてください。
こんなことを言うと、
「いや、メッセージならちゃんと考えている」と反発する人がかならずいるのですが、
そのちゃんとという意味が、私が言っているレベル感とまったく違うんですね。
いつも思うのですが、本気で見込み客について考えている人はほとんどいません。
みんな、口ではちゃんと考えていると言うのですが、
本気レベルがまったく足りていません。
見込み客が抱えている悩みや問題、置かれている状況を理解して
見込み客の感情に寄り添ったメッセージを考えることが死ぬほど大事。
それができれば、絶対に集客できるようになります。
すぐにテクニックや新しい手法に飛びつく人がいますが、
それは、刺さるメッセージを考えてからの話。
小手先のテクニックや新しい手法を使っても、
結果を出すことはできないので注意してください。
たくさんの人ではなく、たったひとりの人に伝える
さて、見込み客に寄り添うためには、狙いをひとりに絞り込むことが大事です。
例えば、「子供を持つママ」ではなく、
「保育園に3歳の子供を通わせている大手の◯◯に勤めているママ」であれば、
見込み客を、具体的、かつ鮮明にイメージできますよね。
そうすることで、伝えるべきメッセージがはっきりとしてくるわけです。
ターゲットを絞り込むということはよく言われていることで
誰もがやっていることではあるのですが、
気づいたら「若い女性からお年寄りまで」みたいな状態になっているんですね。
確かに、幅広い層に役立つ商品、サービスなのかもしれない。
そして、層を広げればたくさんの人に買ってもらえると思いがちですが、
結果、ぼんやりしたメッセージなって、集客できなくなるんです。
ぼんやりとした、曖昧なメッセージでは、意味がありません。
見込み客の心にまったく響かないので、
ぼんやりとしたメッセージにならないように注意しましょう。
ありきたりのメッセージでは集客できない
ダイエット、サロン、美容院、学習塾、リフォームなど、
さまざまな業界の広告、チラシを見ていると、
新しさやフレッシュさを感じるメッセージをまったく見なくなりました。
社名を変えれば、どの会社にも当てはまるものばかり。
こんな、ありきたりのメッセージでは絶対に集客できません。
集客するには、他にはない、意外性がある、おもしろいメッセージをつくることが大事。
それには、やはりターゲットを絞り込んで、そのターゲットが
何について悩んでいるのか、悩みを解決してどうなりたいのかをはっきりさせてください。
例えば、先ほどのターゲットである
「保育園に3歳の子供を通わせている大手の◯◯に勤めているママ」に対して
クライアントの整体院さんにこのようなコピーでチラシを打ってもらったのですが、
「会社帰りのたったの5分で、肩や腰の痛みが軽くなります!
痛みから解放されて、笑顔でお子さんをお迎えにいきましょう!」
これに変えたらめちゃくちゃ反響がありました。
ターゲットの悩みを理解して、悩みに寄り添ったメッセージにしたことで
従来のチラシの5倍以上の反響を叩き出すことができたわけです。
ありきたりではない、尖がったメッセージをつくることは、集客するための絶対条件。
そのためには、見込み客を絞り込む。そして悩みに深く寄り添うことを忘れないでください。
見込み客を絞り込めば集客できるようになる
見込み客を絞り込むのは、怖いですよね。
ほとんどの人が、
「絞り込んで本当に大丈夫だろうか?」
「お客が来なくなってしまうのでは?」
と怖がってしまって、絞り込もうとしません。
が、絞り込んだ方が絶対に集客できるようになります。
例えば、ダイエット関係の商品の場合、
痩せたい人とか、体重を落としたい人という曖昧なメッセージではなく、
ふくらはぎや二の腕を細くしたい人というように
絞り込んだ方がはるかに集客できるようになります。
絞り込むことで、
「ああ、これは私のことだ!」
と思ってくれるので、反響が得やすくなるからです。
とは言っても、何でもかんでも絞り込めばいいというわけではありません。
絞り込むときは、見込み客が抱えている悩みで絞り込んでください。
絶対にやってはいけないのが、性別や年齢といった属性での絞り込みです。
ただ市場が狭くなるだけなので、かえって集客できなくなるので注意しましょう。
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