ビジネスで成功するには、
戦略やノウハウ、テクニックなども大事ですが、
もっとも大事なのはやはり自分に対して自信を持つこと。
自信が持てれば、積極的に行動できるので、
根拠がなくてもいいので、自信を持つことが
ビジネス成功の必須条件と言えるでしょう。
なので、わたしもクライアントには
自信を持つようにアドバイスしています。
とは言っても、「自信を持て!」と言われても、難しいですよね。
そこで、今回は、自信の持ち方について
元サッカー日本代表である中田英寿さんの話を事例に解説します。
中田英寿さんが海外移籍する前のエピソード
中田英寿さんと言えば、
元サッカー日本代表であり、
セリエA、ペルージャ、ローマと海外で活躍した選手で
現在は実業家として活躍されています。
そんな中田さんがまだベルマーレ平塚に在籍していたときの話。
中田さんの海外移籍の話題がマスコミを騒がせていました。
連日、スポーツ関係の記者が
中田さんに取材をしていたのですが、
ある日、中田さんと親しいある記者が
「言葉については、大丈夫ですか?」
と質問しました。
すると、中田さんは、
「今プライベートレッスンを受けているので、大丈夫です!」
と、自信たっぷりに答えていました。
そんなやり取りから数日後、その親しい記者は
中田さんが海外の記者から簡単な英語で何を質問されても
「オッケー!」
と答えている様子を見ました。
その記者は、中田さんは英語が理解できていないので、
適当に答えているなと思ったそうです。
中田英寿さんが海外移籍した後のエピソード
その後、中田さんは海外のチームに移籍して活躍。
会見では、記者からの英語での質問に対して
通訳なしで答えられるようになりました。
ある日、先ほどの記者が中田さんに
「英語、凄くうまくなりましたね。」
と言ったところ、
「いや~まだまだです。これからもさらに練習しないといけないですね」
と中田さんは答えたそうです。
中田流自信の持ち方の本質
先ほどの記者とのやりとりで、中田さんは、
実力がないときには「大丈夫」
実力があるときには「まだまだ」
と答えていました。つまり、中田さんは、
結果が出ていないても、大丈夫だと確信している。
結果が出るようになっても、まだまだイケるということで精進する。
と考えているわけですが、これこそが本物の自信の持ち方だと言えるでしょう。
普通の人は、
実力がないときには「まだまだ」
実力があるときには「大丈夫」
と考えがちなんですが、こういった考え方では成長につながらないんですね。
恐らく、挫折して終わることになるでしょう。
実力がないときにこそ、自分を信じて頑張る。
実力があるときこそ、慢心せずにひたすら努力を重ねる。
こういった自身の持ち方が大事です。
結果が出ていないときに、自分はダメだななんて思わずに、
自分は大丈夫。絶対に結果は出せると思って頑張ってください。
そして、結果が出るようになっても、慢心せずに努力を重ねていきましょう!
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