人生がつまらないと感じている人が増えているようですね。
人生がつまらないと感じるのは、1日の時間の大半を占めている仕事にあります。
ある調査によれば、8割のサラリーマンが仕事はつまらないと感じているとのこと。
仕事はつまらない。やりたくない。でも、生活のために渋々働いているというのが現実です。
かつて、歌手の美輪明宏さんは、会社からもらう給料を
「仕事への我慢料」
と表現しました。
昔はどんなにつまらない仕事であっても、
ある程度の水準の給料が支払われていたので
自分のため、家族のために、我慢して働いたわけですね。
しかし、今後そんな我慢料すらもらえなくなるかもしれません。
それは、人工知能やロボットが普及するからです。
警備員や建設作業員などをはじめとする半数の仕事が
人工知能やロボットに代替されるからです。
また、給料はあがらず、税金だけが増えていくので、
普通に働いていても我慢料だけでは満足な生活ができなくなる可能性が高いでしょう。
また、年金の受給開始年齢の引き上げや支給の減額によって
現在の年金受給者のような生活水準を維持するのも困難です。
こう見てみると、なんだか不安で、
先行きが暗そうなイメージがありますが、実は、そうではないんですね。
同じ現象を見ても、捉え方ひとつでまったく違った見方ができるわけです。
人工知能やロボットの普及で単純労働が減るということは、
逆に、人間は楽しいと思える仕事だけに特化すればいいということなんですね。
最近、「遊びが仕事になる」という概念が注目されていますが、
まさにそういった時代がやってきているということです。
「我慢をして、苦しい仕事をする」という考え方は捨てましょう。
この概念が染みついている人は、
「そんな甘っちょろいことを言うな!」
「そんな時代が来るわけないだろう!」
と思うかもしれませんが、そういった硬直した思考をしていては人生を不幸するだけです。
まずは現実をしっかりと見てください。
遊びを仕事をして、幸せな人生を送っている人がもうすでにたくさんいます。
我慢をして仕事をしても、報われることはありません。精神的に病むだけです。
しかも、今我慢してやっている仕事は、近いうちに消えてしまう可能性すらあるんですね。
なので、従来の概念に捉われずに、
「遊びを仕事にする」
には何をすべきかを真剣に考えていきましょう。
遊びを仕事にする3つのステップ
遊びを仕事にするには、以下の3つのステップで考えるとよいでしょう。
この3つのステップを一つひとつ実行していくだけで、
好きなことをして、稼ぐことができるようになります。
ステップ1:あれこれ試してみる
仕事漬けの毎日で、仕事ばかりの生活をしてきた人は、
自分が好きなことが何なのかすらわかっていないのが現実。
なので、本当に自分が好きなことは何なのかを見極めるために、
あれこれ思いついたものを試してみてください。
- 書籍や雑誌で調べてみる。
- 体験会や説明会に参加してみる。
- 軽いノリで始めてみる。
といった感じで、あれこれ試してみましょう。
細かいことは一切抜きにして、とにかく始めてみてください。
最初はあまりに乗り気にならなかったり、興味がなくても、
実際にやってみることで、興味を持てるようになるんですね。
とにかく手を付けてみる。やってみることをおすすめします。
ステップ2:好きなことにどっぷりとハマる
好きなことを見つけたら、どっぷりとハマってください。
自分は大人であるという考え方を捨て、
子供のときのように好きなことだけを考えましょう。
自分が好きなことをやるので、
仕事にありがちな義務感ややらされている感がなく、楽しみながら没頭できるでしょう。
周りを気にせず、純粋に楽しめれば、
やがてゾーンに入って、時間の経過を忘れてしまうぐらいに集中できます。
ゾーンに入れば、もはやそこにはネガティブな感情は一切ありません。
ポジティブで、かつストレスを感じることもなく、
新しいひらめきが次々と生まれて
想像もしていなかったようなアイディアが生まれることでしょう。
幸せホルモンと言われているβ-エンドルフィンが分泌されるので、
我慢してやっていた仕事では味わえない幸福感を得ることもできます。
ぜひあなたもこのレベルになるぐらいに好きなことを没頭してみてください。
ステップ3:好きな思いを発信していく
好きなことにハマることができたら、その想いや活動の様子などを発信しましょう。
ここで大事なことは、言われたから発信する、仕方なく発信するのではなく、
好きなことをみんなに知ってもらいたい、だから発信するという自発的な姿勢。
文章が拙くても、表現の仕方が悪くても、まったく気にする必要はありません。
とにかく自分の想いや活動の様子をアツい想いを込めて伝える。これに尽きます。
発信をすることで、たくさんの人に知ってもらうことができ、共感してくれる人が現れるでしょう。
そして、共感したり、興味をもってくれた人から
「自分もやってみたいなんだけど、どうすればいいですか?」
という相談を受けるようになったらば、それだけでビジネスが成立してしまうんですね。
また、必要なものを随時紹介してあげる(アフィリエイトする)ことで、収入を得ることも可能。
さらに、各種メディアから取材の申し込みや講演依頼なども来るようになるでしょう。
発信については、いろいろな方法がありますが、絶対にやるべきなのは、オウンドメディアですね。
自分でドメインを取得して、ブログを作成して、コンテンツを発信してください。
そして、オウンドメディアを軸にしながらソーシャルメディアでも発信していくとよいでしょう。
まとめ
春秋戦国時代に活躍した老子は、
生きることの達人は、仕事と遊びに区別はつけず、好きなことに一生懸命になり、
その本人がやっていることが、仕事なのか、遊びなのかは周りの人が決める。
という教えを残しています。
仕事と遊びを分けて考える人が多いですが、
超一流の成功している人たちは、何ごとにも一生懸命で、仕事と遊びを分けることはしていません。
人工知能やロボットの普及で、我慢してやる仕事が消えていくことを考えると、
これからは「好きなことでしか食えない時代が来る」かもしれませんね。
気たるべき新しい時代に備えて、いち早くオウンドメディアでの発信を始めていきましょう。
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