こんにちは、島倉です。
最近のプロダクトローンチがひどいですね。
あなたも見たことがあるかもしれませんが、
販売者が「入塾すれば億万長者になれることは決まっている」と泣きながら訴える。
母親を登場させて、親子で泣きながら買うことを勧めてくる。
といったように、「普通、ここまでやるか?」
と思えるような煽り方でセールスをしています。
残念なことに、こういった煽ったセールスって、売れるんですよね。
情報弱者と言われる人は、プロダクトローンチを見て
自分でよく考えずに煽られた勢いで買ってしまうので
確かに、凄まじい売上をあげることができます。
しかし、本来、必要としていない人に、煽りまくって売っているだけなので、
最終的に激しいクレームやトラブルでネットで悪評がたってしまうんです。
実際に、先ほどのプロダクトローンチをやった人も悪評がひどく、
もはや日本でビジネスができないのではないかというような状態です。
なので、絶対に煽って売ってはいけません!
ビジネスを継続、発展させるためにも、
煽って売るのではなく、価値を感じてくれた人に
喜んで買ってもらうようにしてください。
では、煽ることなく、お客に喜んで買ってもらうには
何をすべきなのか、ということについて解説します。
商品の成約率を高めるにやるべきこと
セールスのテクニックやコピーライティングなど
売るためのスキルがあれば、成約率はあがります。
商品の質がライバルのものよりも優れているとか、
自分のサイトが検索結果で上位表示されるのであれば
そういったことも成約率向上につながるでしょう。
しかし、そういったこと以上に大事なのは、無料コンテンツの充実。
毎日書いているブログやメルマガの記事
FacebookやTwitterでの投稿
ダウンロードできる無料レポート
YouTubeで公開している動画
など、そういった無料コンテンツの充実が
成約率を向上させる決め手になるんです。
だって、考えてみてください。
無料のものがダメなのに、有料のものを買うでしょうか?
例えば、あなたがスーパーで試食をして不味いと思った場合、
絶対にその商品を買わないですよね。
なので、商品の成約率をあげるのであれば、
無料コンテンツを徹底して充実してください。
無料だかと言って手を抜くと終わる
無料だから適当でもいいやということで
無料コンテンツを手抜きしてつくる人がいますが、絶対にやめてください。
というのも、無料コンテンツはビジネスへの姿勢そのものだからです。
不味い試食を食べさせる食品会社
使えない無料アプリを提供している制作会社
使うと肌荒れする無料サンプルを配っている化粧品会社
果たしてこのような会社を信用できるでしょうか?できないですよね。
そして、その会社が提供している有料の商品を買う気になるでしょうか?
当然、ならないですよね。
つまり、そういうことなんです。
無料なのに有料版とまったく同じのもを提供しましょう。
無料だからといって手を抜いたら終わりだと思ってください。
無料コンテンツが成約率の向上につながる理由
無料コンテンツが成約率の向上につながるのは、3つの理由があるのですが、
理解しているのとしていないのでは
無料コンテンツの質が大きく変わってくるので、完璧に理解しておいてください。
(1)マインドシェアを獲得できる
マインドシェアとは、その人の頭のなかに占める思考領域のこと。
例えば、自動車のブランドを聞かれたときに、
トヨタや日産、ホンダといったように国内メーカーを答える人もいれば、
ベンツやアウディのように、高級外車のブランドを答える人もいるでしょう。
このように、思い浮かんだブランドが、
その人のマインドシェアを獲得しているということです。
マインドシェアを獲得できれば、選んでもらえる確率が高くなります。
無料コンテンツは、マインドシェアの獲得に直結するので
無料コンテンツを充実化することで、成約率を向上させることが可能です。
(2)信頼貯金が増える
ビジネスは、信頼されることがすべてです。
信頼を失ったらビジネスはうまくいきません。
これは、普通の人間関係でも同じですよね。
なので、ビジネスを成功させるには
見込み客からいかに信頼してもらえるかがポイントになりますが、
無料コンテンツを充実化することで、
この人は本当に価値ある情報を提供してくれるんだな
と思ってもらえるので、信頼貯金が増えていき、
さらに商品を買ってもらえるようになるわけです。
(3)全体の価値があがる
価値あるコンテンツを無料で提供すると
受け取った人は凄い人だなと評価してくれます。
さらにコンテンツを提供し続けることで
その人のなかで価値が高まっていき、
最終的にブランドが形成されます。
「この人の言うことであれば間違いない!」
「この人の勧めたものであれば大丈夫だ!」
と思ってもらえるようになるので、商品が売れるようになるわけです。
さらに、ブランド効果が高まっていけば、
高い価格で商品を販売することもできるようになります。
最終的にはセールスが不要になる
ビジネス研究の世界的な権威であるピーター・ドラッカーは
「優れたマーケティングはセールスを不要にする」
という言葉を残しています。
まさに、ドラッカーの言うように
マーケティングの最終ゴールは
セールスしなくても売れる状態をつくることです。
無料コンテンツはこのセールスを不要にするマーケティングだと言えるでしょう。
無料コンテンツを提供することで
マインドシェアが高まる
信頼貯金を増える
全体の価値があがる
ので、セールスをしなくても商品が売れる、
商品の成約率が向上するようになるわけです。
さらに、集客やセールスのコストも削減されるので、嬉しいですよね。
ぜひ、こういったことを正しく理解して
無料コンテンツづくりに打ち込んでください。
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