アフィリエイト初心者がやりがちな失敗

ビジネス

初心者が、アフィリエイトに取り組んでも一発でうまくいくということはありません。

私もそうでしたが、成功者と言われている人でも、最初は失敗の連続です。
いや、むしろ、成功したという実感がほとんどないぐらい失敗を経験しました。

しかし、失敗から学ぶことで、少しずつコツがわかるようになり、うまくいくんですよね。

なので、最初から「1打数1安打1場外ホームラン」を狙うのではなく
失敗しながらも学び続けていくという姿勢で、アフィリエイトに取り組んでいきましょう。

とは言っても、失敗ばかりしていては時間を浪費してしまい、やる気も削がれてしまいます。

そこで、今回は、アフィリエイト初心者がやりがちな失敗をご紹介します。

他の人がどのようなことで失敗しているのかを予め知ることができれば、同じミスを回避できますよね。

もし、あなたがアフィリエイトに取り組んでいて、

「イマイチ結果が出ない」と悩んでいるのであれば、
あなたも同じようなミスをしているかもしれないのでチェックしてみてくださいね。

画像についての失敗

アフィリエイト初心者が軽く考えているのが画像ですが、
アイキャッチ画像次第で、アクセスが大きく変わることを考えれば、ナメてはいけません。

資産型ブログ、オウンドメディアを構築するために、画像選びこそ真剣に考えるべきです。

(1)低品質な画像ばかり使っている

コンテンツが大事なのは言うまでもありませんが、
コンテンツを見てもらうには、サイトに訪れた検索ユーザーを記事に誘導しなければなりません。

記事に誘導する大きな役割を果たすのがアイキャッチ画像ですが、
アイキャッチ画像を軽く考えている初心者が多いですね。

適当に無料画像サイトから画像をとってきて使っているパターンが多いですが、
無料画像サイトの画像は質が悪く、アイキャッチの効果が見込めません。

また、他の人も使っているので、差別化することができないんですね。

そもそも無料画像サイトの画像は、著作権や肖像権の確認が曖昧で、
最近、トラブルが頻発していので、使用は避けた方がよいでしょう。

おすすめは、有料サイトの画像。

私は、シャッターストックの画像を使っていますが、画像の質が高く、アイキャッチ画像に最適です。
実際、シャッターストックの画像を使いだしてからアクセスが一気に増えました。

また、権利関係もクリアなので、シャッターストックなど、有料画像サイトの画像を使いましょう。

(2)画像がぼやけている、縦横比がズレている

画像のサイズが合っていないために、無理に引き延ばしているため、
ぼやけている画像を見ることがあります。

また、画像を縦横比を無視して加工しているために、画像がゆがんでいるものもありますが、
ぼやけていたり、ゆがんでいる画像の使用は絶対にやめてください。

画像を整えるということは、サイト制作者の本気度を示すことと同義。

なので、ぼやけていたり、ゆがんでいる画像を使っているということは

  • 適当にサイトを運営している
  • メディアを育てているという意識がない

と受け取られかねません。

検索ユーザーはそういった細部までしっかり見て、評価をしています。
コンテンツがすべてではありません。画像の細部まで気を配ることが大事です。

(3)写真がピンボケしている

レビュー記事を作成するときに、自分で撮った写真を使うことがありますが、
ピンボケした写真を使っているサイトを見かけることがあります。

しかし、先ほどのぼやけた画像やゆがんでいる画像を使ってはいけないという話と同じで、
ピンボケした写真は絶対に使わないでください。

ピンボケした写真を掲載している雑誌なんて、ないですよね!?

ブログやオウンドメディアは、自分が運営する雑誌、つまりメディアです。

なので、メディアの運営者として、メディアを育てていくんだという意識を持ってください。

(4)コンテンツと使っている画像が合っていない

検索ユーザーに、記事を見てもらうために、誘導する役割を果たすのがアイキャッチ画像ですが、
いくら誘導するのが目的とは言っても、コンテンツを一致しない画像を使うのはやめましょう。

例えば、こちらの画像は、明らかにこの記事とは一致していないので、違和感がありますよね!?
(注目を引き付けることはできると思いますが・・・)

まったくコンテンツと関係のない画像を使って、誘導できたとしても、
関係のないコンテンツに怒りを感じて、記事を読んでくれなかったり、
最悪の場合、二度とサイトに訪れなくなってしまうでしょう。

検索ユーザーは、悩みや問題を抱えていて、それらの悩みを解決するために、
必死に検索をして情報を集めようとしているわけです。

そういった検索ユーザーに対して、騙し討ちみたいなことをしても、反感を買うだけなんですね。

「この記事にはこういったコンテンツが掲載されていますよ」

ということを明示するようなアイキャッチ画像を選びましょう。

広告についての失敗

記事やサイトのなかで広告(アフィリエイトリンク)を貼るわけですが
広告の貼り方に失敗しているために、結果を出せない人が多いですね。

特に、アフィリエイト初心者は次の3つの失敗をしがちなので注意してください。

(1)アフィリエイトリンクを貼り間違えている

広告をテクストリンクで貼る場合、貼り間違えをしやすいので注意してください。

特に、同時に複数の広告を貼るときや、短縮URLを使うときにミスしがちなので、
広告を貼り終えた後でリンク先が正しいかどうかをかならず確認しましょう。

広告を貼り間違えてしまうと、せっかく成約したのに、報酬が入ってきません。
以前、私はこれで数十万円の報酬を失った経験があるので、ご注意を。

(2)バナー広告を貼り過ぎている

アフィリエイトをしている人が一度はやってしまう失敗。
それは、記事やサイトにバナー広告を貼りまくること。

もしかしたらあなたもやっているかもしれませんね。

でも、これはすぐにやめてください。なぜなら検索ユーザーからの信頼を失うことになるからです。

検索ユーザーは、抱えている悩みや問題を解決するために、
検索をして、結果としてあなたのサイトに訪れているんですね。

なので、優先するべきは、検索ユーザーの期待に応える情報を提供すること。

売ることを優先して、ペタペタと広告を貼っても、成約することはありません。

むしろ、たくさんの広告を見て、ウザイとか見にくいと思われて
検索ユーザーが離れていってしまうことになるでしょう。

検索ユーザーから信頼を得るには、まずはコンテンツの充実化。
売り込み一辺倒では、嫌われるだけだということを理解してください。

(3)バナー広告のサイズが合っていない

先ほどの画像の縦横比と同じような話ですが、

バナー広告のサイズが合っていないために
バナー広告がゆがんで表示されてしまうことがあるので注意してください。

バナー広告のサイズと自分のサイトの設置サイズが合っているのかどうかを確認しましょう。

ASPが提供しているバナー広告をそのまま使わずに、
自分のサイトに合ったサイズのバナーを作れば、こういったミスは防げます。

オウンドメディアを運営していくときに、画像のゆがみは致命的なので、
バナー広告についても細心の注意を払ってください。

コンテンツについての失敗

コンテンツ・イズ・キング。

アフィリエイトは良質なコンテンツを作成することがすべてなので、
コンテンツ作成に関する失敗だけはしないようにしてください。

(1)記事の内容にオリジナル性がない

「コンテンツを作らなければいけない」

という意識が強すぎて、ついついライバルサイトと同じようなコンテンツを作ったり、
ほとんどコピペしたような内容のものを作ってしまう人がいますが、意味がないのでやめましょう。

検索すれば同じようなコンテンツはあちこちのサイトにあるので、
検索ユーザーは同じようなコンテンツにうんざりしているんですね。

なので、仮にボリュームのあるコンテンツを作ったとしても、
他のサイトと同じようなものであれば、検索ユーザーからは評価されません。

大事なのは、個性、オリジナルを打ち出すこと。

あなたが経験したこと、考えていること、思っていること、主張したいこと、感じたことを
コンテンツにしていくことが大事です。

結局、個人のファンがつくので、ライバルと同じようなコンテンツを作るのではなく
他にはない、あなたしか提供できないコンテンツを作ることを意識してください。

(2)コンテンツの内容が薄すぎる

初心者がやりがちなのが、ライバルのコンテンツを参考にして
劣化コピーのようなコンテンツを作ってしまうこと。

これは本当に最悪なので、思い当たる記事があれば即削除するか、書き直しをしてください。

薄いコンテンツは低品質評価というペナルティを食らう恐れがあります。

仮に、ペナルティを受けなかったとしても、ライバルに対して優位性がないわけですから
内容の薄いコンテンツを量産することに何の意味もありません。

基本的に、「後出しじゃんけんの理論」で、後からコンテンツを作った人の方が優れたものを作れますよね。

なので、ライバルが作ったコンテンツを研究して、それを上回るコンテンツを作ってください。

(3)誤字脱字やおかしい表現が多い

私もついやってしまうので、大きなことは言えませんが、誤字脱字をなくしていきましょう。

誤字脱字があるだけで、印象が悪く、
最悪、「こんな字もわからないのか?」という評価を得てしまうことにもなるので、
誤字脱字については入念にチェックしてください。

また、誤字脱字以上にヤバいのが、おかしな日本語表現ですね。

接続詞や助詞の使い方、文章のロジック、構成がおかしいと
文章が読みにくく、読者が離脱してしまうことになるので、

コンテンツを作ったらすぐに公開するのではなく、
何日か寝かしてから再チェックをして公開するとよいでしょう。

(4)記事のタイトルが興味を引き付けるものになっていない

検索ユーザーをコンテンツに誘導するには、
ひとつは、アイキャッチ画像。

そして、もうひとつは、タイトルです。

なので、検索ユーザーが興味を持ってくれるようなタイトルを考えてください。

ちなみにタイトルの文字数ですが、検索結果画面にタイトルを全表示させるには
タイトルの文字数を28文字までにおさめてください。

それ以上の文字数になってしまうと、タイトルの後半が「・・・」と表記されてしまい、
何について書かれている記事なのかわからなくなってしまうので注意しましょう。

【参考】クリックされるブログの記事タイトルの付け方と文字数の注意点

サイト全体についての失敗

最後に、サイト全体に関する失敗について解説します。

(1)サイトのコンセプトがはっきりしない

初心者がやりがちなのが、とにかく記事を増やせばいいということで
記事を投稿することだけに力を入れている人がいるのですが、

やみくもに記事を書いても反響を得られるようにはなりません。

大事なことは、ペルソナ。読者層を明確にすることです。

読者層を明確にして、どういった悩みや問題を抱えているのかを明らかにする。

そして、そういった読者層に向けて記事を書いていき、
悩みや問題を解決できるような商品を紹介していくわけです。

つまり、ペルソナを決めて、サイトのコンセプトをはっきりさせなければ、
読者に読んでもらえるような記事を作ることはできないということです。

コンセプトを決めない状態で、記事を量産しても、良い結果を得ることはできません。

記事を書く前に、まずコンセプトを明確にすることを意識してください。

(2)プロフィールが掲載されていない

顔出しする、しないは別として、サイトのなかでプロフィールを掲載することはとても大事です。

特に、顔出し、実名を公表しない場合、信頼度を高めるために、
プロフィールを作成して、自分の人となりや考え方などをアピールしてください。

最終的に、ファンはあなた自身に付くので、魅力的なプロフィールを考えてください。

(3)お問い合わせフォームがどこにもない

お問い合わせフォームがないと、怪しいサイトなのではないかと疑われるので注意してください。

真剣に記事を読んでいる人ほど、質問をしてきたり、コンタクトをとろうとしてきます。
なので、お問い合わせフォームを設けて、読者からの質問に答えてあげることが大事です。

基本的にネットは一方通行のコミュニケーションなので、
読者からの質問を受け付けて、答えるという双方向のコミュニケーションを図ることは
商品を紹介することしか考えていないライバルと大きく差をつけることができます。

お問い合わせフォームを設置して、読者との双方向のコミュニケーションをしましょう。

まとめ

以上、アフィリエイト初心者がやりがちな失敗について解説しました。

アフィリエイトで結果を出すために最低限やるべきことばかりですが、
アフィリエイトで稼げない人はこれすらやっていないんですね。

この記事で指摘した14個の失敗を意識するだけでも結果はかなり変わってくるでしょう。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

島倉大輔島倉大輔

島倉大輔

経営コンサルタント。株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。就職人気ランキングトップ企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」と信条にコンサルティングを開始。各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。博士(学術)。

ランキング

  1. 1

    マネーの虎で抱き枕をプレゼンして批判されたチャンコ増田氏から学ぶ!起業して成功する要因とは!?

  2. 2

    元銀行員が、白いたい焼きのフランチャイズで脱サラ。最終的に、借金2,820万円を抱えて、家族が離散した話

  3. 3

    自分勝手な自己中人間ほど起業に向いている!

  4. 4

    初期投資がかからない初心者でも稼げるビジネス8選

  5. 5

    薩摩の教え・男の順序で学ぶ起業家の心構え

TOP