先日、地元である新潟の酒蔵に、
顧問先の社長と見学に行きました。
その社長は、超有名な人材派遣会社の社長で
一代で会社をつくりあげた超優秀な経営者。
人脈も広く、政界にも顔が利くという人なのですが、
まったく偉ぶることがなく、気さくで、話がしやすく、
政治家、官僚から、一般の方まで愛される希有な人。
そんな社長に同行しているときに、
「なるほど!!だからこの人は凄いんだ!!」
という一面を見たのでご紹介したいと思います。
杜氏を落とした魅惑のコミュニケーション術
それは、酒蔵の杜氏の方とお話をしていたときのこと。
酒造りの苦労や気遣う点は?
どんなお米をつかっているのか?
どんな酵母をつかっているのか?
年間の製造量はどれぐらいになるのか?
どこに出荷しているのか?
お酒は美容にいいのか?
神戸牛にあうお酒はどれか?
杜氏との出会いは?
など、こちらが質問したことに対して
杜氏さんが答えてくれたのですが、
杜氏さんが話すたびに、その社長は、
うん、なるほど!!
そうだったのか!!
へぇ~そうなんだ!!
凄いですね!
おもしろいなぁ!知らなかった!!
お酒への愛だなぁ!
運命的な出会いだったんですね!!
といった心のなかでつぶやくことを
全部口にだして相手に伝えていたんです。
そのつぶやきを聞いて、杜氏さんが気をよくしてさらにお話をしてくれる、
といった好循環が自然に生まれて、非常に居心地の良い空間になっていました。
黙ってうなずくだけのコミュニケーションは最悪
相手を魅了するコミュニケーションって、まさにこのことですよね!
思ったことを黙って心のなかでつぶやくのではなく、
はっきりと口にだして相手に伝える。
そうすることで、相手に思いが伝わるわけです。
当たり前と言えば当たり前のことですが、
案外、恥ずかしがってやらない人、多いですよね。
心のなかでつぶやく。黙ってうなずくのではダメ。
「なるほど!そうなんだ!!」
と相づちを打つことで、
聞いていることを相手に伝えることができ、
相手から信頼を得ることができるわけです。
コミュニケーションは一方通行ではありません。
双方向ではじめて成り立つものです。
だからこそ、些細なことかもしれませんが、
感じたことを口に出して相づちを打ちましょう。
それこそが、最高のコミュニケーション術です。
好感、信頼感を得られる魔法の相づちフレーズ5選
最後に、相づちを打つときに
効果的な「さしすせそ」についてご紹介しましょう。
相手が話をしたことに対して、
さ=さすがですね!
し=知らなかったです!
す=素敵ですね!素晴らしいですね!
せ=センスがいいですね!
そ=それは凄いですね!
と相づちをしながら口に出してこれらの言葉を言ってみてください。
相手との距離をぐっと一気に縮めることができる、
そして、好感、信頼感を得ることができるでしょう。
ぜひマスターして使ってくださいね!
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