起業した人が、まず目指すのが年収1000万円。
ちょうどキリのいい数字なので、目標に掲げる人が多いのですが、
年収1000万円を実現している人は思ったより少ないんですね。
サラリーマンを含めた数字になってしまいますが、
平成28年の民間給与実態統計調査を見てみると、
年収1000万円以上の収入を得ているのは、給与所得者全体のたったの4.2パーセント。
つまり、100人いるうちの4人しかいないわけです。
しかし、せっかくリスクをとって起業しているのですから
年収1000万円のサラリーマンには負けたくありませんよね。
なので、起業したら最速で年収1000万円を実現していきましょう。
とは言っても、年収1000万円を超えるにはある条件を満たす必要があります。
そこで今回はその条件とは何かについてお話したいと思います。
身銭を切る覚悟がある
ビジネスなので、身銭を切るなんて当たり前なのでは!?
と思うかもしれませんが、この当たり前のことはできていない人が多いんですね。
お金を使いたくないので、無料で得られる情報をかき集めたり、
ネットでひたすら検索をして情報を集めている人がいますが、
そういった人は、年収1000万円を超えることはできません。
無料で得られる情報は
- 表層的で、本質がなにも語られていない。
- 古くなっていて現在では通用しない。
- 明らかに嘘の情報が紛れ込んでいる。
といったものが多いので、情報そのものの質が問題なわけです。
さらに、情報を集めようとする時間と労力がそもそも無駄なんですね。
そんなことするのであれば、さっさとお金を払って
体系的にまとめられた情報、ノウハウを買った方がいいでしょう。
起業しやすくなって、誰もが起業できる時代だからこそ、
他の人に勝つためには有意な情報を得て、差別化をはかることが大事。
だとしたら、身銭を切ることに躊躇してはいけません。
ビジネスで成功するために必要だと思ったものについては
ケチケチせずに果敢に投資をしていきましょう。
素早く決断ができる
素早く決断することは、結果を出すために極めて重要です。
決断を迫られたときは、3秒で決断してください。
3日とか3時間とか3分ではありません。3秒です。
自分の直感を信じて素早く決断しましょう。
と言うのも、決断できない人は、よく調べてからとか、準備をしてからというように、
思わず納得してしまいそうな理由を言うのですが、結局は決断できないことの言い訳なんですね。
悩む人は、本当に悩んでいるのではなく、迷って決断できないだけ。
なので、長い時間をかけて迷った末に、
結局はやらないという結論になって
チャンスを逃してしまうことになるわけです。
チャンスを掴むには、決断に時間をかけてはいけません。
準備は一切不要。見切り発車でもいいので、決断してください。
仮に、決断して、失敗したとしても、損切りすればいいだけの話。
何もやらずに後悔するよりも、即決断、即行動してして失敗した方がチャンスを掴むことができます。
決断は3秒。即決、即断を心がけてください。
成功できると本気で信じている
最初から、自分はダメだとか、起業してうまくいくわけがないと
思っていていたら、うまくいくものもうまくいかなかくなります。
なので、ビジネスで成功するには、
「自分は成功できる人間なんだ」
と本気で思い込むことが大事。
そして、「思考は現実化する」という教えがあるように、
自分を信じて、理想の未来を強烈にイメージして
行動し続けていけばかならず実現することができます。
夢を見る人は多いのですが、ほとんどの人はその夢を叶えることはできません。
なぜなら、行動しないからです。
夢は見るものだ、願うだけのものだと思っていて
夢は叶えるものだと本気で思っていないんですね。
しかし、自分はできると思えれば、自然と行動できるようになります。
そして、行動すれことで、着実に夢の実現に近づいていけるわけです。
なので、自分は成功できる、成功する人間だと本気で信じて、行動していきましょう。
失敗することを楽しめる
語弊があるかもしれませんが、失敗を楽しめるかどうかがとても大事。
なぜなら、失敗をすることで、成功に近づいていけるからです。
起業してうまく行かない人は、やたらに失敗を避けようとするんですね。
確かに、誰もが失敗することは嫌なので、失敗を避けようとする気持ちはわかるのですが、
ビジネスをやっていくうえで、失敗から逃げようとしても逃げることはできません。
逆に、失敗を避けようとするあまりに、致命的な失敗をしてしまって、
取り返しのつかないことになることもよくあるので、注意してください。
ビジネスで失敗は付き物。避けることはできません。
なので、失敗は学習素材であると割り切って、失敗を恐れずに挑戦していきましょう。
自燃型タイプである
ビジネスで稼げるようになるには、自燃型である、
つまり、自分でエネルギーを燃やしてビジネスに向き合えるタイプであることは必須です。
最近、コミュニティビジネスが流行っていて
主催者がうまいことを言って他燃型や不燃型の人を勧誘していますが、
結局そういう人がコミュニティに入ってもうまくいかないんですね。
コミュニティでは、他者承認が受けられるので安心できる空間ですが
商品やサービスを提供するお客はコミュニティ外の人で、評価はシビア。
なので、お客からクレームを受けたり、トラブルに巻き込まれると
コミュニティに慣れている人はパニックに陥ってしまうんです。
そして、結局、コミュニティのなかに引きこもって、
仲間内でワイワイ楽しむだけで終わってしまいます。
やはりビジネスは自分の責任でやるもの。
何かにすがったり、依存する気持ちが1ミリでもあったらうまくいきません。
だからこそ、他燃、不燃の思考を、自燃へと切り替えていきましょう。
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